エドワード・ヤン監督の遺作『ヤンヤン 夏の想い出』が4Kレストア化され、12月19日(金)より全国にて公開されることが決定した。
『恐怖分子』『牯嶺街少年殺人事件』『カップルズ』等で知られる台湾ニューシネマを代表する巨匠、エドワード・ヤン。『ヤンヤン 夏の想い出』は、2007年に59歳で惜しまれつつ亡くなったエドワード・ヤン監督の遺作であり集大成である。

2000年に第53回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、世界中の映画祭で上映された本作は、少年ヤンヤンとその家族が経験するひと夏の出来事を描いた物語。台湾と日本の合作で製作され、台北と東京、熱海を舞台にしており、イッセー尾形ら日本の俳優陣も参加している。

今回の4Kレストア版は、2025年にカンヌ国際映画祭クラシック部門のオープニング作品として披露され、賛辞を受けた。
併せて特報映像も解禁。映画の冒頭の結婚式のシーンと、少年ヤンヤンとその家族のカットがわずか30秒ほど切り取られた映像だが、みずみずしく、きらめくような美しさが胸に迫る映像となっている。
『ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版』は12月19日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座、109シネマズプレミアム新宿ほか全国にて公開。


