足立紳監督最新作『Good Luck』の予告編、新ポスタービジュアル、場面写真が公開された。
本作は、豊後大野の美しく優しい風景を舞台に、人生低迷中の男女のあてどないアンブリン(ぶらぶら歩き)を、驚きの演出と共に描く、多幸感溢れるロードムービー。

元々は、大分県のミニシアター・別府ブルーバード劇場でしか観られない、オリジナルの短編映画を製作しようと始まった本企画。しかし、豊後大野の風景とキャストの魅力に足立監督が夢中になり、いつの間にか長編になったという。
公開された映像は、大分県で行われる映画祭に入選し、気揚々と現地に向かった売れない映画監督・太郎(佐野弘樹)だったが、酷評され、意気消沈する場面からスタート。そして、太郎の映画を観ていたという未希(天野はな)と共に、2日間だけの小さな旅が始まる。

奔放な未希に戸惑いつつも、徐々に惹かれる太郎。世の中とチューニングの合わないふたりの、可笑しくて、少し切ない旅路が垣間見える。
合わせて、轟橋の前の太郎と未希の姿をとらえたビジュアルに、「なんか いいこと ないかな」というコピーと映画祭のローレルが追加された新ポスタービジュアルも公開。
また本作は、「第20回大阪アジアン映画祭」、「ウディネ・ファーイースト映画祭」、「上海交際映画祭」に続き、「オランダ・カメラジャパンフェスティバル」、「ウィーンJAPANNUAL」、「バルセロナ・アジアン映画祭」での正式出品も発表。国内では、「栃木国際映画祭」クロージング作品、「下北沢映画祭」オープニング作品に選出されている。

なお、1人2~3役、ユニークな役柄で出演しているという剛力彩芽、板谷由夏のコメントも到着した。

コメント
剛力彩芽
短編と聞いて参加させていただいた作品が…
えっ、長編に…?!という驚きとともに
彼らの私生活を覗いているようなソワソワしながら…
もうっ、みんなに幸あれ。いいことあれ。と感じました。
クスッとできて、自分の中に眠っている何かが
呼び起こされそうな感じがする作品に参加させていただけたこととても嬉しく思います。
私は不思議な3役やらせていただき…楽しかったぁ。
念願の足立監督とご一緒させていただけ嬉しかったぁ。
いいことありました
観てくださるみなさまにも、いいことありますようにー…
板谷由夏
足立監督のイチファンとしては今回の作品に参加できたこと
本当に嬉しかったです。
ご縁があって別府の友人も増えました。大事にしたいなと思っています。
この仕事をしていて一番ありがたいことは出会いです。
映画を観たかたにも、良き出会いとなりますように。
『Good Luck』は12月13日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。


