ワーナー・ブラザースより、映画『The Bride!(原題)』の初予告編が公開された。メガホンを取るのは、第94回アカデミー賞で3部門にノミネートされた『ロスト・ドーター』のマギー・ギレンホール。彼女にとって4年ぶりの監督作となる本作は、メアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン」や、1935年公開の映画『フランケンシュタインの花嫁』から着想を得ているという。
フランケンシュタイン役にはクリスチャン・ベイル、その妻役には『ロスト・ドーター』にも出演したジェシー・バックリーを迎える。さらに、マギー・ギレンホールの弟ジェイク・ギレンホール、夫ピーター・サースガード、ペネロペ・クルスら豪華キャストが名を連ねる。
物語の舞台は1930年代のシカゴ。孤独なフランケンシュタインが、革新的な科学者(アネット・ベニング)に「伴侶を作ってほしい」と依頼するところから始まる。2人は殺害された若い女性を蘇らせ、“花嫁”が誕生する。しかし、その後待ち受けていたのは予想を超える展開だった。殺人、憑依、荒々しく過激なカルチャームーブメント。そして禁じられた恋人たちの激しく燃え上がる恋が描かれる。
公開された予告編に対し、映画ファンからは「ゴシックホラー版の『ボニーとクライド』みたい!」「物語の内容を説明するよりも、こういう雰囲気を伝える予告が好き」「クリスチャン・ベイルは本当にどんな役でも演じられる稀有な俳優だ」といった声が寄せられている。
『The Bride!』は北米で2026年3月6日公開予定。


