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リリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン主演 リブート版『クリフハンガー』、トロント国際映画祭マーケットで現時点最高額の取引成立

2025年8月に設立されたばかりの新しい配給会社「Row K Entertainment」が、トロント国際映画祭のマーケットにて『Cliffhanger(原題)』の配給権を獲得したことが分かった。

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リリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン
リリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン
  • リリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン
  • リリー・ジェームズ Photo by Neil Mockford/WireImag
  • リリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン Photo by Theo Wargo/Getty Images

2025年8月に設立されたばかりの新しい配給会社「Row K Entertainment」が、トロント国際映画祭のマーケットにて『Cliffhanger(原題)』の配給権を獲得したことが分かった。取引額は8桁(数千万ドル規模)にのぼり、「Deadline」によれば今年の同映画祭マーケットで最高額(※現時点)で契約されたという。

本作は、1993年にシルヴェスター・スタローンが山岳救助員ゲイブを演じたアクション映画『クリフハンガー』のリブート版。オリジナル版の公開以来、長年にわたって続編企画が浮上しては消えてきたが、最終的に30年以上を経てリブートという形で実現した。なお、シルヴェスター・スタローンは本作には関与していない。

監督を務めるのは『エスター』『ロスト・バケーション』のジャウム・コレット=セラ、脚本は『マッドタウン』のアナ・リリー・アミールポアー。映画の内容は、「娘のシドニーとイタリアのドロミーティ山地で高級シャレーを経営している登山家のレイ・クーパー(ピアース・ブロスナン)が、週末に億万長者の息子と旅行に出かけたところ、誘拐犯に狙われる。その襲撃を目撃し、なんとか逃げ延びたのは、レイのもう一人の娘ナオミ(リリー・ジェームズ)だった。過去の登山事故のトラウマを抱える彼女は、家族を救うため、自分の恐怖と向き合いながら過酷な山岳地帯でサバイバルに挑むことになる」というもの。

『Cliffhanger』は2026年に北米公開予定。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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