2013年から2014年にかけて放送された『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い』。主演を務めたハ・ジウォンをはじめとして、チ・チャンウクやチュ・ジンモなど豪華な俳優陣が揃ったこの作品で、ペク・ジニが演じたのは、チ・チャンウク演じる元の皇太子で後に皇帝となるタファンの妻のタナシルリという女性だ。
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タナシルリがタファンの妻となったのは、俳優チョン・グクファン演じるヨンチョルの命令だからだ。ヨンチョルとは、タナシルリの父親でもあった。
タナシルリはとてもわがままな性格で、タファンから愛されなかったことで嫉妬心や猜疑心を募らせていく。まさに悪女。ペク・ジニにとって『奇皇后』は時代劇初挑戦の作品だったが、そこでいきなり悪女を演じたわけだ。
普段のイメージはとても優しそうな雰囲気のある女優なので、ペク・ジニにとって悪役を演じるのは果敢な挑戦だったに違いない。
実際、ペク・ジニも『奇皇后』の主要出演陣の中で最年少だったこともあり、自分の演技が足を引っ張ってしまうのではないかと不安を感じていたという。
ただ、彼女にとって『奇皇后』の現場は学ぶことが多かったようだ。特に主役の奇皇后を演じたハ・ジウォンの演技からは学ぶことが多かったと公言している。

この『奇皇后』でMBC演技大賞新人女優賞および百想芸術大賞テレビ部門新人賞を受賞したペク・ジニ。『奇皇后』の翌年に出演した『トライアングル』(2014年)では、複雑な過去を背負う女性オ・ジョンヒ役を演じ、2015年から2016年にかけて放送された『いとしのクム・サウォル』では長編ホームドラマの中心人物に。ピュアで前向きな主人公、クム・サウォル役を務め、売れっ子俳優の仲間入りを果たした。
そして、このドラマで共演した俳優ユン・ヒョンミンと7年にわたる交際を続けてきたが、2023年9月に破局。ペク・ジニ側も「互いに忙しく関係がおろそかになったため、良い同僚に戻ることにした」と伝えた。
しばらくドラマ出演の間隔を空けた後、2023年に『本物が現れた!』で再び長編ドラマの主演を務め、アン・ジェヒョンとともに2023年KBS演技大賞のベストカップルにも輝いたペ・ジニ。
『奇皇后』での強烈な悪女役を出発点に、ホームドラマ、サスペンス、ロマンティックコメディ、そして現代的なヒューマンドラマへと着実にキャリアを積み重ねている彼女の今後に注目だ。
文=韓ドラLIFE編集部
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