高橋文哉、天海祐希、齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかおらが参加する、東野圭吾原作初のアニメーション映画『クスノキの番人』が現在公開中。この度、その幻想的な世界観を覗く場面カットが到着した。
本作は、「その木に祈れば、願いが叶う」と言われるクスノキと、それを中心に描かれる家族の愛の物語。SNSでは、「心震える作品」「最後のシーンはもう‥涙腺崩壊」「想像を遥かに超えて心が温かくなった」など絶賛の声が見られる。

特に話題になっているのが、「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦監督×A-1 Pictures / Psyde Kick Studio、そして美術監督の滝口比呂志(『天気の子』)が手掛けた圧倒的な映像美。

アニメーション制作における軸を「キャラクター」「世界観」「ドラマ」と考える監督は、“静かなストーリーだからこそ、アートな画面を作る”ということを決めていたそう。本作では、作画作業に入る前に1年半から2年という期間を費やし、映画全編の絵コンテを伊藤監督が描きあげた。静かな物語だからこそ、画でチャレンジしないといけない。企画書にそう記した伊藤監督の思いが、映像づくりの指針となった。

また、伊藤監督や滝口監督は、自らロケに向かい、観察をした上で本番のカットを決め、特殊な場面も個人作家に描いてもらうなど、リアルさとアートさが見事に同居した、細部までこだわりぬかれた映像美が誕生した。

理不尽な解雇の末、人生を諦めかけていた直井玲斗(高橋文哉)が、伯母・千舟(天海祐希)や、祈念に訪れる人々との出会いを通じて、少しずつ色を取り戻していく過程は、大きな見どころ。その色の変化を象徴するのが、幻想的で壮大なクスノキの描写。屈指のクリエイター陣によって描かれた確かな映像美は、まるでリアルに存在するかのような錯覚を抱かせることだろう。

『クスノキの番人』は公開中。



