鈴木亮平主演の日曜劇場「リブート」が現在大好評放送中。今回は、再登場して話題をさらった鈴木演じる悪徳刑事・儀堂について考察する。
本作は、妻殺しの罪を着せられたパティシエが、自らの潔白を証明するために「愛する家族と過去を捨て、全くの別人に顔を変える」という、日曜劇場史上類を見ない怒涛の展開を描く“エクストリームファミリーサスペンス”。
パティシエ・早瀬と刑事・儀堂の2役を鈴木亮平、早瀬の妻・夏海の元同僚の公認会計士・幸後一香役を戸田恵梨香が務めるほか、永瀬廉、北村有起哉、伊藤英明、黒木メイサ、山口紗弥加らが出演。そして、“リブート”する前の平凡なパティシエ・早瀬を松山ケンイチが演じている。

本作の儀堂といえば、1話から裏社会組織と繋がりがあり、犯人逮捕のためには、違法な捜査も厭わない“悪徳刑事”として描かれていた。一度は死んだと思われたが、2月15日放送の第4話では、その死んだはずの儀堂が出現。そして、儀堂の衝撃的な100億円強奪計画が判明し、早瀬にその疑いがかかるという絶体絶命の展開に。第5話では、儀堂と早瀬の“二人の儀堂”の直接対決が予告されており、まさに目が離せない展開となっている。
これまでの経緯から、儀堂は生粋の悪人として描かれているようだが、100%そう言い切れない理由がある。それは、妻・麻友(黒木メイサ)に対する行動だ。
一香は性格の不一致から5年も別居状態にあると聞かされていたが、実際は儀堂から一方的に別れを告げ、麻友はそれに納得できずかなり未練がある様子。一方、儀堂も麻友が送ったネックレスを大事に持っていたり、麻友が監視されていることを本人に知らせたりと、何かと麻友を気にかけている。
また麻友の「あの人は警察官として一所懸命働いていました」「あの人 ガサツだしぶっきらぼうなところあるけど 根は本当に優しい人なんです」という言葉からは、儀堂の知られざる一面が垣間見える。

では、なぜ儀堂がこれほどまでに大胆な行動をするのか…。決してお金のためだけとは思えず、もしかすると、儀堂は自分の正義のために、何か大きな組織と戦っている可能性があるのではないか。
合六(北村有起哉)が率いる闇組織はすでに巨大であることが伺えるし、その合六が3話で議員会館に赴き真北弥一(伊藤英明演じる正親の親族の可能性)に面会するようなシーンもあり、儀堂は警察組織、政界を巻き込む大きすぎる闇に切り込もうとしているのかもしれない。

SNS上でも「儀堂さん奥さんのことを大切に思う気持ちはあるのに10億盗んだのを早瀬陸になすりつけてさらに100億盗むぞ!っていい人なんだか悪い人なんだかわからない なんの目的があってそんなに盗んでるんだ?合六の組織潰そうとしてる?」「一香さんも本物の儀堂さんもいい人であってほしい!」「ここからどう転がるんだろ…?もしかして本物ぎどーさんと共闘という線もありえる…?」などの声が見られ、謎が多い一香とともにその素顔や真意に注目が集まっている。
果たして、儀堂は本当に最後まで悪を極めた“悪徳刑事”として描かれるのか、それともそれ以外の顔があるのか…今後の展開に注目したい。

日曜劇場「リブート」は毎週日21時~TBSにて放送。


