レイフ・ファインズ主演『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』よりニコラス・ハイトナー監督によるオフィシャルインタビュー映像が到着した。
本作は、第一次世界大戦下のイギリス北部ヨークシャーを舞台に、徴兵で多くの団員を失い存続の危機に瀕した合唱団が敵国ドイツで活動していた指揮者を新たに向かい入れ、寄せ集めの団員たちとともに、“歌うこと”を通して失われたつながりと希望を取り戻そうとするヒューマンドラマ。

主演は、『教皇選挙』『ザ・メニュー』など話題作への出演が続くレイフ・ファインズ。厳格で偏屈な男の複雑な内面を、深い陰影とともに体現する。
監督は『英国万歳!』で英国アカデミー賞・トニー賞を受賞した演出家ニコラス・ハイトナー。英国を代表する劇作家アラン・ベネットとは4度目のタッグとなる。1916年当時の衣装や街並みを丹念に再現し、バッハの「マタイ受難曲」、エルガーのオラトリオ「ゲロンティアスの夢」など、祈りを超えて”生きる力”を宿した合唱曲が物語を支える。
この度解禁されたインタビュー映像では、製作の舞台裏が丁寧に語られている。本作では数多くの新人キャストが起用されており、ニコラス・ハイトナー監督は「合唱団の若い俳優たちとの仕事はとても刺激的だった」と振り返る。中でもロフティ役のオリヴァー・ブリスカムは、本作が記念すべきデビュー作となった。
映画における大きな挑戦については、「全員が歌えること。ソロでなくても合唱団の一員としてきちんと歌えることを求めました。若手からベテランまで全キャストが”ひとつの合唱団”としてトレーニングを積みました」と語られ、世界各地の合唱団が実際に行っているプロセスを、俳優たち自身に体験させたという。

演技経験の浅い新人にとって、合唱という新たな課題に同時に挑むことは大きなプレッシャーを伴う。それでも俳優たちは、音楽が舞台や映画とは異なる形で立ち上がっていく現場に身を置くことを心から楽しんでいたといい、その背景にはニコラス・ハイトナー監督による丁寧な現場づくりの影響も感じられる。
また、ニコラス・ハイトナー監督は自身の経験から「優れた若い俳優ほどベテラン俳優をよく観察している」と語る。本作においても新人キャストたちは、レイフ・ファインズをはじめとするベテラン俳優たちの所作や演技を間近で学び、積極的に質問を重ねていった。一方でレイフ・ファインズたちも、若い俳優たちを温かく支え、惜しみなく指導を行っていたという。そうした相互の信頼関係が現場に確かな一体感を生み出し、合唱団としての結束力を高めると同時に、作品そのものにも豊かな深みを与えている。
最後にニコラス・ハイトナー監督は、「本作は、第一次世界大戦という人類史上最大級の悲劇の中にあるが、それでも若者たちは生きたい、繋がりたい、音楽を奏でたい、と願う。意味のある事をしたい、誰かに喜びを届けたいという思いは、どんな時代でも変わらない。映画が描いているのは、その希望です」と締めくくった。
『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』は5月15日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。




