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美しいだけでは魅力的な女優とは言えなくて、美しいゆえに乗り越えなければならない壁もあって、美しさが先行してしまうがゆえになかなか実力が認められない、もしくは美しさで抜擢された役柄をずっと引きずってしまいそこから抜け出せない女優もいる。2012年の映画『レ・ミゼラブル』でファンテーヌを演じたアン・ハサウェイは、もちろん魅力的な女優ひとりだ。ハサウェイの何がすごいかって、『プリティ・プリンセス』の王女役や『プラダを着た悪魔』の編集者役といった華やかな役柄から『レイチェルの結婚』や『ワン・デイ 23年のラブストーリー』という複雑な 役柄まで演じられる女優であること。『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役では女優魂炸裂の演技で、ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞、アカデミー助演女優賞受賞をはじめ数多くの賞を手にした。


娼婦に身を落として打ちひしがれるファンテーヌを演じるために、結核の病状の悪化としをリアルに表現するために、ハサウェイは5週間で11キロ体重を減らし撮影に挑んでいる。そして、物語のなかでファンテーヌが自分の髪を売るシーンでは、なんと実際に自分の髪を切っているから驚きだ。いまではすっかり定着しているハサウェイのあのショートヘアは『レ・ミゼラブル』のなかで作られたもの。ウィッグを使うという方法もあったはずだが、彼女はリアルを優先。というのも、『レ・ミゼラブル』は27年間にわたって世界各国で上演されている有名すぎるミュージカル。これまでに何人もの役者たちがファンテーヌを演じてきている。であるからこそ、それを超えるものを表現したかったとハサウェイは語っている。舞台ではできないこと、映画でしかできないこと、そのひとつが撮影中に実際に髪を切ることだった。それだけではなく、吹き替えなし口パクでもない、ライブで歌っている歌声も素晴らしい。「夢やぶれて」を歌うハサウェイの演技は、魂が引き裂かれそうなほど切ない。登場シーンは少ないとはいえ、アン・ハサウェイの魅力が詰まった『レ・ミゼラブル』。絶対に見逃せない!  また、「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」と「映画「レ・ミゼラブル」特番!あの大作はこうして生まれた」をあわせて見ると『レ・ミゼラブル』をもっと楽しめるはず。


いわゆるブレイクといわれる輝く瞬間は、すべての女優が経験できるものじゃない。けれど、選ばれたその人たちの輝きはとびきり輝いているものだ。たとえば、2013年に話題になった若手女優を挙げるとしたら──橋本愛、吉高由里子、クリステン・スチュワート、リリー・コリンズ。

『桐島、部活やめるってよ』
2013/12/30(月)19:15
にて放送

橋本愛は昨年から今年にかけて、主演の『Another アナザー』『さよならドビュッシー』を含めなんと10本以上の映画に出演するという活躍ぶり。なかでも『桐島、部活やめるってよ』で演じたヒロインのかすみ役は高く評価され、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。
名実ともに彼女の演技派女優としてのスタートとなった作品はやはり見ておきたい!

『ロボジー』
2013/12/31(火)11:30
にて放送

日本人女優からもうひとり、吉高由里子も映画界で大活躍中。『蛇にピアス』『婚前特急』などすでに一目置かれる存在として光っているが、今年は『横道世之介』と『真夏の方程式』のヒロイン役で話題を集めた。さまざまな役を演じているけれど、吉高由里子といえばやはりコメディエンヌとしての独特の雰囲気が魅力的。ロボット研究会に所属し本気でロボットに恋をしてしまう、ロボットを愛して止まないちょっと変わったヒロインを演じた『ロボジー』の吉高由里子もめちゃくちゃキュート!


『トワイライト~初恋~』
2013/12/23(月・祝)12:00
『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
2013/12/23(月・祝)14:15
『エクリプス/トワイライト・サーガ』
2013/12/23(月・祝)16:30
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』
2013/12/23(月・祝)18:45
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』
2013/12/23(月・祝)21:00
にて放送

海外の女優からはクリステン・スチュワート。

日本では2009年にシリーズ1作目が公開した『トワイライト』シリーズのヒロイン・ベラ役によって一躍有名に。

人間とヴァンパイアの禁断恋を描いたこのシリーズ5作品は彼女を一気にスターダムに押し上げたが、その『トワイライト』の印象を敢えて崩すかのように、2012年は『オン・ザ・ロード』で愛した男に翻弄される女性を、『スノーホワイト』ではたくましく戦う白雪姫を演じ、『トワイライト』とは違う一面を披露している。

とはいえ、やはり『トワイライト』シリーズなくして彼女を語ることはできないわけで、共演者のロバート・パティンソンとの恋でゴシップシーンを賑わした、あらゆる意味で話題のこのシリーズは観る価値あり!



『白雪姫と鏡の女王』
2013/12/24(火)15:00
にて放送

そして、『スノーホワイト』と同じ題材、白雪姫を主人公にした映画『白雪姫と鏡の女王』もおすすめ。この映画で白雪姫を演じるのは、映画初主演となる新星リリー・コリンズ。王子様の助けを待つのではなく、逆に王子様を射止めに行くという、こちらの白雪姫もたくましく、意地悪な継母の女王を演じたベテラン女優ジュリア・ロバーツと張り合った堂々たる演技も素晴らしい! また、エンディングの舞踏会のシーンではニナ・ハートの60年代のポップソング「LOVE」を熱唱。イギリスのミュージシャンであるフィル・コリンズを父に持つ、父親ゆずりの歌唱力も見逃せない!

男前な女性たちが闊歩する現代。多様性が認められ、自分らしく生きやすくなった時代とも言えます。それはそれで素晴らしいですが、それでも“女子力を上げたい”と望む女性は絶えることはありません。

いつまでも可愛らしさを忘れず、女性としての輝きを失わないことは女性たちの夢。それならば、クラシックな女優たちをお手本にするのはいかがでしょう。

女性が最も女性らしかった時代といえば、40~50年代。女性たちは、特に外出する用事がなく家で過ごす場合でも、綺麗に髪を結いあげ、しっかりメークを施し、体にぴったりと沿った、くびれたウエストを強調する服を身に着けていました。

そんな時代に女性たちのお手本でもあったのが当時の女優たち。まさに、女優たちが最も女優らしく銀幕のスター然としていた時代とも言えるのかもしれません。

その代表格が、ファッション・アイコンとしても永遠の存在であり続けるオードリー・ヘプバーンとイングリット・バーグマン。

映画黄金期にハリウッドで活躍した彼女たちですが、オードリーは英国出身、イングリッドはスウェーデン出身と、欧州の香りを漂わせ、ことさら優雅で気品に満ちた存在。強く高潔な女を演じながらも、男たちに「守りたい」と思わせる繊細さと可愛さ、「もっと知りたい」と思わせる神秘性がありました。

『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『パリで一緒に』のオードリー、『カサブランカ』のイングリッドは、演じた役を通しても、自分らしい芯の強さを貫くことと女らしく魅力的でいることは、両立できるのだと教えてくれます。

そして、そのためには、どんな時でも女としての美意識を誇り高く持ち続けることが大切だということも。現代女性は、好きな男性の前ですら“素顔”をさらけ出し過ぎ、強気であり過ぎるのかもしれません。

ベールに包まれた部分が多いほど、ふと見せる弱さがあればこそ、人は「もっと知りたい」「守りたい」と興味をそそられるもの。それは、女性も女優も同じこと。

常に女として生きるということはどういうことなのか。永遠に輝く星であり続けるクラシックな女優たちから、ぜひ見つけ出してみてください。


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感動の人間ドラマ、戦慄するサスペンス、胸ときめくラブストーリー、お腹を抱えて笑えるコメディ――WOWOWが豪華なラインナップで贈る「“映画のある年末年始”300時間スペシャル」が間もなくやってくる。シネマカフェでは、TV初登場となる『レ・ミゼラブル』、さらに「メガヒット50作品一挙放送」や「第84回アカデミー賞受賞作オールナイト」から今年輝いた若手女優たちを、またオードリー・へプバーンら今なお愛され続けるクラシックな女優たちの魅力をピックアップし大特集します!

美しいだけでは魅力的な女優とは言えなくて、美しいゆえに乗り越えなければならない壁もあって、美しさが先行してしまうがゆえになかなか実力が認められない、もしくは美しさで抜擢された役柄をずっと引きずってしまいそこから抜け出せない女優もいる。2012年の映画『レ・ミゼラブル』でファンテーヌを演じたアン・ハサウェイは、もちろん魅力的な女優ひとりだ。ハサウェイの何がすごいかって、『プリティ・プリンセス』の王女役や『プラダを着た悪魔』の編集者役といった華やかな役柄から『レイチェルの結婚』や『ワン・デイ 23年のラブストーリー』という複雑な 役柄まで演じられる女優であること。『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役では女優魂炸裂の演技で、ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞、アカデミー助演女優賞受賞をはじめ数多くの賞を手にした。


娼婦に身を落として打ちひしがれるファンテーヌを演じるために、結核の病状の悪化としをリアルに表現するために、ハサウェイは5週間で11キロ体重を減らし撮影に挑んでいる。そして、物語のなかでファンテーヌが自分の髪を売るシーンでは、なんと実際に自分の髪を切っているから驚きだ。いまではすっかり定着しているハサウェイのあのショートヘアは『レ・ミゼラブル』のなかで作られたもの。ウィッグを使うという方法もあったはずだが、彼女はリアルを優先。というのも、『レ・ミゼラブル』は27年間にわたって世界各国で上演されている有名すぎるミュージカル。これまでに何人もの役者たちがファンテーヌを演じてきている。であるからこそ、それを超えるものを表現したかったとハサウェイは語っている。舞台ではできないこと、映画でしかできないこと、そのひとつが撮影中に実際に髪を切ることだった。それだけではなく、吹き替えなし口パクでもない、ライブで歌っている歌声も素晴らしい。「夢やぶれて」を歌うハサウェイの演技は、魂が引き裂かれそうなほど切ない。登場シーンは少ないとはいえ、アン・ハサウェイの魅力が詰まった『レ・ミゼラブル』。絶対に見逃せない!  また、「レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート」と「映画「レ・ミゼラブル」特番!あの大作はこうして生まれた」をあわせて見ると『レ・ミゼラブル』をもっと楽しめるはず。


いわゆるブレイクといわれる輝く瞬間は、すべての女優が経験できるものじゃない。けれど、選ばれたその人たちの輝きはとびきり輝いているものだ。たとえば、2013年に話題になった若手女優を挙げるとしたら──橋本愛、吉高由里子、クリステン・スチュワート、リリー・コリンズ。

『桐島、部活やめるってよ』
2013/12/30(月)19:15
にて放送

橋本愛は昨年から今年にかけて、主演の『Another アナザー』『さよならドビュッシー』を含めなんと10本以上の映画に出演するという活躍ぶり。なかでも『桐島、部活やめるってよ』で演じたヒロインのかすみ役は高く評価され、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。
名実ともに彼女の演技派女優としてのスタートとなった作品はやはり見ておきたい!

『ロボジー』
2013/12/31(火)11:30
にて放送

日本人女優からもうひとり、吉高由里子も映画界で大活躍中。『蛇にピアス』『婚前特急』などすでに一目置かれる存在として光っているが、今年は『横道世之介』と『真夏の方程式』のヒロイン役で話題を集めた。さまざまな役を演じているけれど、吉高由里子といえばやはりコメディエンヌとしての独特の雰囲気が魅力的。ロボット研究会に所属し本気でロボットに恋をしてしまう、ロボットを愛して止まないちょっと変わったヒロインを演じた『ロボジー』の吉高由里子もめちゃくちゃキュート!


『トワイライト~初恋~』
2013/12/23(月・祝)12:00
『ニュームーン/トワイライト・サーガ』
2013/12/23(月・祝)14:15
『エクリプス/トワイライト・サーガ』
2013/12/23(月・祝)16:30
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』
2013/12/23(月・祝)18:45
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』
2013/12/23(月・祝)21:00
にて放送

海外の女優からはクリステン・スチュワート。

日本では2009年にシリーズ1作目が公開した『トワイライト』シリーズのヒロイン・ベラ役によって一躍有名に。

人間とヴァンパイアの禁断恋を描いたこのシリーズ5作品は彼女を一気にスターダムに押し上げたが、その『トワイライト』の印象を敢えて崩すかのように、2012年は『オン・ザ・ロード』で愛した男に翻弄される女性を、『スノーホワイト』ではたくましく戦う白雪姫を演じ、『トワイライト』とは違う一面を披露している。

とはいえ、やはり『トワイライト』シリーズなくして彼女を語ることはできないわけで、共演者のロバート・パティンソンとの恋でゴシップシーンを賑わした、あらゆる意味で話題のこのシリーズは観る価値あり!


『白雪姫と鏡の女王』
2013/12/24(火)15:00
にて放送

そして、『スノーホワイト』と同じ題材、白雪姫を主人公にした映画『白雪姫と鏡の女王』もおすすめ。この映画で白雪姫を演じるのは、映画初主演となる新星リリー・コリンズ。王子様の助けを待つのではなく、逆に王子様を射止めに行くという、こちらの白雪姫もたくましく、意地悪な継母の女王を演じたベテラン女優ジュリア・ロバーツと張り合った堂々たる演技も素晴らしい! また、エンディングの舞踏会のシーンではニナ・ハートの60年代のポップソング「LOVE」を熱唱。イギリスのミュージシャンであるフィル・コリンズを父に持つ、父親ゆずりの歌唱力も見逃せない!

男前な女性たちが闊歩する現代。多様性が認められ、自分らしく生きやすくなった時代とも言えます。それはそれで素晴らしいですが、それでも“女子力を上げたい”と望む女性は絶えることはありません。

いつまでも可愛らしさを忘れず、女性としての輝きを失わないことは女性たちの夢。それならば、クラシックな女優たちをお手本にするのはいかがでしょう。

女性が最も女性らしかった時代といえば、40~50年代。女性たちは、特に外出する用事がなく家で過ごす場合でも、綺麗に髪を結いあげ、しっかりメークを施し、体にぴったりと沿った、くびれたウエストを強調する服を身に着けていました。

そんな時代に女性たちのお手本でもあったのが当時の女優たち。まさに、女優たちが最も女優らしく銀幕のスター然としていた時代とも言えるのかもしれません。

その代表格が、ファッション・アイコンとしても永遠の存在であり続けるオードリー・ヘプバーンとイングリット・バーグマン。

映画黄金期にハリウッドで活躍した彼女たちですが、オードリーは英国出身、イングリッドはスウェーデン出身と、欧州の香りを漂わせ、ことさら優雅で気品に満ちた存在。強く高潔な女を演じながらも、男たちに「守りたい」と思わせる繊細さと可愛さ、「もっと知りたい」と思わせる神秘性がありました。

『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『パリで一緒に』のオードリー、『カサブランカ』のイングリッドは、演じた役を通しても、自分らしい芯の強さを貫くことと女らしく魅力的でいることは、両立できるのだと教えてくれます。

そして、そのためには、どんな時でも女としての美意識を誇り高く持ち続けることが大切だということも。現代女性は、好きな男性の前ですら“素顔”をさらけ出し過ぎ、強気であり過ぎるのかもしれません。

ベールに包まれた部分が多いほど、ふと見せる弱さがあればこそ、人は「もっと知りたい」「守りたい」と興味をそそられるもの。それは、女性も女優も同じこと。

常に女として生きるということはどういうことなのか。永遠に輝く星であり続けるクラシックな女優たちから、ぜひ見つけ出してみてください。