「日本人、頑張れよ!」松本人志監督が『大日本人』に込めたメッセージ

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『大日本人』初日舞台挨拶後の取材にて
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昨年からダウンタウンの松本人志が映画を撮る! と話題になるも、その詳細はベールに包まれ、チラとも分からないままだった『大日本人』。今年のカンヌ映画祭、監督週間に正式に招待され、北野武監督とともに、フランスの地を騒がせた本作が6月2日(土)に初日を迎え、松本監督による舞台挨拶が行われた。

今の気持ちについて「疲れました。取材が多すぎてバテバテになってしまいました。やっとこの日が来たな、という感じです。もう『どんな映画ですか?』って聞かれたくもないので(笑)、早く観てもらいたいです」と、ようやく初日を迎えて嬉しそうだ。

やはり、どうしても気になるのが、映画監督に挑戦した理由だが、「104回目くらいの質問ですね(笑)」と少々うんざり気味。「どこか自分でも予期していた部分もあるんでしょうけど、なぜか撮ることになりました。あとは年齢的なものもありますし、監督デビューとしては、こんなぐらいか? って感じですね」と意外にあっさりとした(?)動機を語ってくれた。

作品については、「僕としては自信満々です」と言う監督。しかし「でも、こればっかりはみなさんに観ていただいて、それぞれどう思うかですよね。面白くないと言われたら、それはもうしょうがない。今までずっと内容を伏せてきましたが肩に力を入れずに、『よし、笑うぞ!』って力まずにリラックスして観ていただいたらいいかなと思います」と、多少は不安も感じているのだろうか?

カンヌ映画祭に招待された感想について聞いてみると、「吉本の力かな、と思ってます(笑)」と言いつつも、「本当にフランス人ばっかりの中で試写をして、次にこれだけの日本人に観てもらうっていうのは、逆輸入映画みたいで気持ち悪いですね(笑)。でも日本のお客さんは、フランス人には負けてほしくない。フランスよりもウケるな、と思えたら嬉しいですね」と、これから作品を観る会場の観客たちにアピール。また「日本の人たちに笑ってもらうために作りました。敢えて言うなら、この映画には『日本人、頑張れよ!』という気持ちも込められているので、そこも感じてもらえれば嬉しいです」といつもよりちょっとまじめなコメントだ。

舞台挨拶の後に行われた取材では、「お客さんが固い感じがした」と感想を一言。「何をしゃべればいいのかな、と思いました。出来るだけリラックスしてもらいたかったのに、何か言えば言うほど固くなっていく感じ(笑)」と思ったそうだ。

「やっぱり言いたいことはちゃんと言わないといけないですしね。だから、こういうプロモーションは難しいですね。お客さんは笑いを期待するし、でもそれとは別に映画として、ここは観てほしいというのは伝えないといけないですし。職業柄、同じことを何回も言うのが好きじゃない。かといって、こればっかりは自分の気持ちを変えられないので、そこが大変でした」と、作品のプロモーションでは、いつもとは勝手が違うことにかなり苦労したそうだ。

次回作については「もう少し観客の反響を聞いてからですね。でも、その時に一番やりたい表現方法が映画だったらやりますし、まだ分からない」とのこと。ぜひとも次も期待したい。

芸人・松本人志が、肩書きを映画監督に変えて日本人に贈るエンターテインメント作品『大日本人』は東劇ほか全国松竹系にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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