『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー

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『50歳の恋愛白書』 ブレイク・ライヴリーとロビン・ライト・ペン -(C) AFLO
  • 『50歳の恋愛白書』 ブレイク・ライヴリーとロビン・ライト・ペン -(C) AFLO
  • 『50歳の恋愛白書』 -(C) Lam Duc Hien,Photographer (C) Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited
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ピッパ・リー、50歳。30歳も年上のベストセラー作家の妻であり、2人の子供を育てた母。そんな、誰もが羨む“完璧な”女性であることに疲れた彼女が、15歳も年下の男性との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す姿を描いた『50歳の恋愛白書』がまもなく公開を迎える。ピッパを演じたのは2人の女優。50歳を迎えた現在のピッパを演じたのはロビン・ライト・ペン。そして、物語を進める上で欠かすことの出来ない、若き日のピッパ——現在の彼女からは想像もできないような麻薬とセックスに溺れる10代から20代にかけての彼女を演じたのが「ゴシップガール」ヒットで、文字通り一夜にして“シンデレラガール”となったブレイク・ライヴリー。ロビンとブレイク、1つの体に2人の人物が同居しているかのように、同一人物を重層的に演じた2人が語ったピッパとは…?

「ブレイクがいなければ、大人のピッパは存在しなかった」(ロビン)

原作者であり監督のレベッカ・ミラーが、映画の見どころであり、かつ最も難しい部分であったと言うのが、まさにこの若き日々と年齢を重ねた現在のピッパ……一人の人物でありつつも全く別人のような“2人”の描写。ロビンは、ピッパへのアプローチについて、レベッカとのやり取りの重要性を明かしてくれた。
「ありがたいことに、撮影まで1年と少しかけて、レベッカと詳細を詰めることができたの。彼女は『朝の4時に電話してくれても構わない』と言ってくれて、実際に電話しちゃったのよ! 『ちょうどいま起きたんだけど、名案がひらめいたの』って。彼女は、私が知りたいこと全てに答えてくれたわ。だから撮影前に、ある程度役について固めることができた。これは本当に珍しいことよ」。

マトリョーシカのように、局面ごとに様々な表情を見せるピッパ。ロビンは言う「ブレイクがいなければ、大人のピッパは存在しなかった」と。その意味するところは?
「“いつ”、そして“なぜ”いまのピッパになったのかを見なければ意味がなく、訳が分からなくなってしまうの。ブレイクが演じた若き日のピッパがいるから、自己が崩壊し、口を閉ざしたいまのピッパを演じることができる。『あなた(=ブレイク)がその仕事を全部引き受けてくれるなら、こちらは私がやります』——そう言えたから、開放的にピッパを演じることができたわ」。

「ロビンのそばにいると、魔法をかけられたみたいに惹き込まれるの」(ブレイク)

逆にブレイクもまた、ロビンの存在がいかに大きかったかを明かしてくれた。
「実際にロビンとも会ったし、彼女の撮影現場にも同席したわ。彼女はL.A.に住んでいて、私はドラマの撮影でN.Y.にいた関係でゆっくりと話が出来なかったのは残念だったけど…。でも、彼女のそばにいると、魔法をかけられたみたいに惹き込まれるの」。

ブレイクは演じる上で「ロビンとレベッカから感じたことを表現しようとした」と言う。
「身体的なものを真似るというよりは、雰囲気をつかむことが大切だと感じたの。レベッカの助けも大きかったわ。私は彼女の判断を信じていた。ロビンのシーンと組み合わせても、同じ人物として見てもらえると信じて演技したわ」。

自堕落な若き日のピッパと理想の妻で母である現在のピッパ。“1人の女性”としてのピッパに対する“共感”を、ブレイクはこんなふうに表現する。
「彼女の人生を見て、ひとつひとつの決断を下した理由を理解してほしい。壊れた結婚生活や、年老いた夫といることだけで彼女という人物を判断されがちだけど、彼女が(薬物中毒の)母親から受けた苦痛やその影響、そしてそんな母親への愛情の深さも知ってほしいの。そうすれば、現在のピッパを認めることができるはずよ」。

50歳から“新たな人生”を歩み始めるピッパという女性が、どのように形成されていったのか? 2人の競演から感じてほしい。最後に紹介するのは、このインタビューの最中にロビンが発したひと言。

「泣きながら笑う。痛みを笑う。それが人生だもの」。

© AFLO
《text:cinemacafe.net》

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