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岡田将生の言葉に4人の父たちが一喜一憂 『オー! ファーザー』撮影現場に潜入!

伊坂幸太郎の同名人気小説を、岡田将生を主演に迎え映画化することが発表された『オー! ファーザー』の撮影の模様が公開され、岡田さんと4人の“父親”を演じる佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳が…

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岡田将生&4人の父たち(佐野史郎&河原雅彦&宮川大輔&村上淳)/『オー!ファーザー』現場取材
岡田将生&4人の父たち(佐野史郎&河原雅彦&宮川大輔&村上淳)/『オー!ファーザー』現場取材
  • 岡田将生&4人の父たち(佐野史郎&河原雅彦&宮川大輔&村上淳)/『オー!ファーザー』現場取材
  • 岡田将生/『オー!ファーザー』現場取材
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伊坂幸太郎の同名人気小説を、岡田将生を主演に迎え映画化することが発表された『オー! ファーザー』の撮影の模様が公開され、岡田さんと4人の“父親”を演じる佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳が共演の感想や作品の魅力について語ってくれた。

岡田さんが演じるのは高校生の由紀夫。彼にはなぜか父親と呼ぶべき存在が4人おり、しかも彼らは一つ屋根の下で仲良く暮らしているという何とも不思議な設定である。4人の父親はそれぞれタイプは違えど、我こそは本当の父親だと思っており、やや過干渉ぎみに由紀夫の日常に関わってくる。

この日は、奇しくもサッカーワールドカップのアジア最終予選のオーストラリア戦。撮影は夕刻から深夜にまでおよび、現場でスタッフや報道陣の間でも何かと試合のことが話題に。撮影は住宅街の一角で行われたが、宮川さんが撮影の合間にワンセグ放送の電波を受信しようと携帯電話を掲げる姿も見られた。

撮影されたのは由紀夫と4人の父親が暮らす自宅のシーン。セットではなく完全に住宅街の中の一軒家を借りきって、リビングおよび2階の由紀夫の部屋などで撮影が進められた。由紀夫は幼い頃から4人の父は一緒に暮らしている設定のため、部屋のあちこちに飾られた記念写真や学校の行事などの写真をよく見ると、必ずしっかりと4人の父親たちが映り込んでいる。由紀夫が幼い頃の撮影も同じ家で行われるため、例えばTVなどは最新の薄型のものと旧式のものなどが年代ごとに別々に用意されている。

岡田さんは衣裳の詰め襟の学ラン姿で登場。この8月で24歳を迎えるが、実際に制服に袖を通して見ると、全く違和感なし! 本作に限らず今秋、そして来春公開の『潔く柔く きよくやわく』『偉大なる、しゅららぼん』でも同様に高校生の設定をこなしているが、キャラクターのみならず年齢さえも自在にコントロールしてしまうところはさすがだ。

岡田さんにとって、伊坂作品への出演は『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』に続く3作目。自身もいち読者として伊坂さんのファンとあって、「嬉しいです。伊坂さんの書く言葉、セリフがすごく好きなんです。家族の話ですが、通常とは少し違った家族の絆が描かれていて、そういうのもすごく好きです」と喜びを語る。

では、そんな岡田さんに父親役の4人の感想を…。と、劇中の父親たち同様に、自分こそが由紀夫の評価が最も高いはず、という思いで岡田さんを見つめる4人。何ともやりづらそうに岡田さんは口を開く。まずは体育教師の勲役の宮川さんについて、「思った以上に真面目で、周りを見てる。もっと破天荒な方かと思ってましたけど、芝居のこともすごく考えていて好きです」と語った。もちろん、岡田さんは称賛と敬意を込めて述べているのだが、本職が芸人である宮川さんにとって“真面目”という評価は「面白くない」と言われているようで何とも複雑…?

続いて、博識な大学教授であり一家の“頭脳”と言える存在の悟役の佐野さんに対する岡田さんの印象は、「話が長い(笑)」。これも岡田さん流の感謝と称賛の言葉で「すごく丁寧に一から話をしてくれる」という説明付きの言葉だったのだが、あまりの物言いに宮川さん、河原さん、村上さんも大爆笑だった。

気を取り直して初共演となったギャンブル好きの鷹役・河原さんについては、「現場を和ませ、楽しませてくれる」と語り、「僕も鷹さんとのお芝居ではテンション高めにやってます」とニッコリ。元ホストで女性の扱いに関してはピカイチの葵を演じる村上さんのことは「いろんなことを知っていて、何でも教えてくれる僕にとっての先生!」と崇める。

ここで佐野さんが「(村上さんは)話が簡潔だしね」と拗ねた口調でまぜっかえすと、現場は再び笑いに包まれた。ちなみに岡田さんが口にした4人の特徴は、ほぼそのまま、それぞれの役柄の特徴とも重なる。それだけ全員が役にハマり、なりきっているということか。5人のコミカルな掛け合いがどのように仕上がっているのか楽しみだ。

4人の父親たちも岡田さんを絶賛! 「岡田くんとガッツリ一緒にやれるから引き受けた。主演ができる俳優さん」という村上さんが言えば、俳優が本職ではない宮川さんは「(現場の空気が)緊張しているなってときに、わざとNGを出してゲラゲラ笑って落ち着きを取り戻させるようなことをやってくれている」と現場全体の見つめる視点と気遣いを絶賛。佐野さんも「それが考えずに天性でできる」と同意。河原さんも「無色透明でニュートラル」とその魅力を口にした。

『重力ピエロ』も“家族”“父と息子”というテーマを含んでいたが、本作では同様のテーマを扱いつつも、ここまでの5人のやりとりをそのまま映画に使えるのでは? というくらい、由紀夫と4人の父親の掛け合いがコミカルに描き出される。岡田さんは「コメディシーンは実は、これまであまりやってこなかった部分でもあり、自分の中で挑戦ですね」と新たな境地を開くべく意気込みを力強く語ってくれた。

『オー! ファーザー』は2014年全国にて順次公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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