【東京国際映画祭】トム・ハンクス、『ダ・ヴィンチ・コード』最新作は「未定」ながらも乗り気?

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トム・ハンクス&ポール・グリーングラス(監督)/『キャプテン・フィリップス』 in 第26回東京国際映画祭
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  • ポール・グリーングラス(監督)/『キャプテン・フィリップス』 in 第26回東京国際映画祭
  • トム・ハンクス/『キャプテン・フィリップス』 in 第26回東京国際映画祭
トム・ハンクスがオスカー候補とも言われる主演映画『キャプテン・フィリップス』を携え来日。前日の東京国際映画祭のオープニングセレモニーに続き10月18日(金)、ポール・グリーングラス監督と共に記者会見に臨んだ。

2009年に起きたソマリアの海賊による米貨物船シージャック事件を題材にした本作。人質になることを選んだ船長の命を懸けた海賊たちとのやり取りや、国家の威信をかけて救出作戦を成功させようとする米政府らの姿などを多層的に描き出していく。

フィリップ船長を演じるにあたり、実際に本人に会いに行ったというトムは「ごく普通の方で驚きました。気さくな方でリクライニングチェアに座ってビールを飲んで、TVでバスケの試合を見ている感じで。事件のことやお仕事について詳しく話を伺いました」と語る。

ソマリア海賊は世界的な問題となっているが、こうした海賊が生まれる社会情勢にも言及。「ここではバッドガイ(=悪者)が描かれているけど、彼らは決してただの悪人ではありません。彼らは政府の腐敗や貧困による絶望を背負っており、この物語は世の中の不公平を伝えているのです。だからと言って彼らを追及する手を緩めることはできませんが、ポールは『一番危険なのは生きる目的のない若者たちに銃を与えることだ』と言いました。海賊を許すわけではありませんが、多くの人にこの映画を観てもらうことに意義があると思います」と訴えた。

映画では海上でのシーンが約75%を占め、実際の船の上での撮影は60日間にも及んだ。グリーングラス監督は「1日に12時間から14時間かけて撮影を進めました。荒波の中で、大きな船なのに波のうねりを感じるんです。疲労が蓄積されていきましたが、そのおかげで(事実に)忠実に撮影ができたと思います」と苦労と手応えを明かした。

作品、グリーングラス監督、そしてトムに対しては早くもアカデミー賞を期待する声も…。トムが主演男優賞を受賞すれば『フィラデルフィア』『フォレストガンプ 一期一会』に続く3度目のオスカーの偉業となるが、トム自身は「アカデミー賞というのはワールドカップとパンケーキが合わさったようなものだね」と独特のユーモアを交え「招かれれば楽しいパーティだから招かれたら楽しみたいね」と笑顔で語る。

また、本作の日本公開とほぼ時を同じくして、トム主演で人気を博した『ダ・ヴィンチ・コード』、その続編『天使と悪魔』の原作小説であるダン・ブラウンによるラングドン教授シリーズの最新第4弾「インフェルノ」が発売となる。第3作「ロスト・シンボル」は既にトム主演での映画化が決まっているが、この最新第4作に関してコメントを求められるとトムは「本は素晴らしいものだけど何も決定していないよ」と説明。とはいえ「(シリーズを手がけてきた)ソニーはのどから手が出るほど映画化したいだろうし、パスするほどバカじゃないと思うけどね(笑)」と未決定ながらも乗り気な様子をうかがわせた。

『キャプテン・フィリップス』は11月29日(金)より公開。
《text:cinemacafe.net》

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