来日後はロンドン、パリで最新作『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のプレミアに参加したジョニー・デップが、ロンドンの小児病院に100万ポンド(約2億円)の寄付をしたことが明らかになった。ジョニーが寄付したのはグレイト・オーモンド・ストリート病院。『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を撮影中だった昨年3月に、彼の娘リリー・ローズが腎不全で9日間入院していた病院だ。ジョニー自らが14日にお忍びで病院を訪れたという。リリー・ローズが病に倒れたときのことを「いままでで最も恐ろしい経験だった。地獄だった」と語ったジョニーは、娘の命を救ってくれたことを深く感謝していて、昨年11月にも病院を訪問、ロサンゼルスからわざわざ取り寄せたジャック・スパロウの衣裳を着て入院中の子供たちに本を読んであげたそうだ。同病院の医師と看護師5人は『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のロンドン・プレミアにも招待された。ロンドンで行われたヨーロピアン・フィルム・プレミアに出席した(左から)ティム・バートン監督、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー。14日に発表されたゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)を受賞後、16日には、パリでもプレミアが行われた。© Getty Images/AFLO