
13もの町村を湖底に沈め110万人が移住を余儀なくされながらも、中国の電力不足解消の切り札として建設が進む三峡ダムに、リサイクルのためにチップを抜かれた状態で集められたコンピュータの残骸の山――。産業の発展の果てに形を変えた風景を撮影し続けてきた写真家、エドワード・バーティンスキーの中国での撮影を追ったドキュメンタリー『いま ここにある風景 エドワード・バーティンスキー:マニュファクチャード・ランドスケープ「CHINA」より』(写真)が7月12日(土)より公開を迎える。
映画の公開に先立ち、渋谷区議会議員で、表参道など各地の清掃を行っているNPO法人「greenbird」代表を務める長谷部健と、本作を共同配給する株式会社カフェグルーヴの代表取締役・浜田寿人による対談が実現した。
この対談は、ロハスやエコロジーをテーマにした生活のヒントを発信する雑誌「ソトコト」(木楽舎刊)における長谷部氏の連載企画の中で行われたもの。区議会議員として活躍する一方で、長谷部氏は2003年にNPO「greenbird」を設立し、“美しい街は、人の心も美しくする”というコンセプトの下、表参道の「朝そうじ」を中心に活動してきた。表参道にオフィスを構えるカフェグルーヴの浜田氏が、この朝の清掃活動に参加したことをきっかけに、長谷部氏と意気投合し、今回の対談へと至った。
共に「自分は決して社会派タイプではない!」と胸を張る(?)長谷部・浜田両氏だが、社会問題を扱った映画を日本で上映することの意義、さらに浜田氏からは映画の買い付けの極意などが語られ、熱のこもったトークが展開された。
対談の模様は次号8月5日(火)発売の「ソトコト」にて紹介される予定。映画『いま ここにある風景』は7月12日(土)より東京都写真美術館ホール、シアター・イメージフォーラムにて公開。
「ソトコト」
http://www.sotokoto.net/sotokoto/
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