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石原都知事、窪塚洋介が登場!『俺は、君のためにこそ死ににいく』を成功させる会

作家としても活躍している現東京都知事の石原慎太郎が脚本・製作総指揮を担当した『俺は、君のための死ににいく』が完成。3月4日(金)に石原都知事、岸惠子、徳重聡、窪塚洋介、新城卓監督らによる『俺は、君のためにこそ死ににいく』を成功させる会が開かれた。

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作家としても活躍している現東京都知事の石原慎太郎が脚本・製作総指揮を担当した『俺は、君のための死ににいく』が完成。3月4日(金)に石原都知事、岸惠子、徳重聡、窪塚洋介、新城卓監督らによる『俺は、君のためにこそ死ににいく』を成功させる会が開かれた。

太平洋戦争末期、特別攻撃隊の編成により若者たちの尊い命が多く失われていく中、鹿児島県川辺郡知覧の町に彼らが母のように慕う女性がいた。“特攻の母”と呼ばれた鳥濱トメさんの視点から若き特攻隊員たちの熱く悲しい青春、そして愛を描いた本作。トメさんと長年親交を深めていた石原都知事は「最初にトメさんの話を聞いたときに、体が痺れるほど感動しました。正座に座り直して話を聞きましたね。私もそれを語り継がなくてはいけないと思いましたし、その若者たちのことを、現代の人々の記憶に留めたいと思いました」と本作の製作にいたった動機を話してくれた。

新城監督は「この映画は、戦争に行かざるを得ない極限の状況下で、戦争に行ったこと、そしてやっぱり戦争はしちゃいかんっていうのが大きなテーマなんです」と本作について解説。さらに「トメさんと兵隊の心のふれあいのなかに、人間そのものの悲しさ、悔しさがある。若者たちに“戦争ってなんてむなしいんだろう、悲しいんだろう”と思ってもらいたい」と観客にメッセージを贈った。

中西少尉を演じた徳重さんは、「この作品に参加して“命”について考えさせられました。親からもらった命を大切にしなければならない。今は“自由”を主張する人が多いですが、特攻平和会館へ足を運び、生きる自由すらない方々の辛さを感じ取りました。どんな理由があろうが戦争はしてはいけない。トメさんのメッセージを伝える映画に参加することができて、光栄です」とコメント。作品に対する敬意が感じられた。

次々と戦地に赴く特攻隊の若者を見守る“特攻の母”トメさんを演じたのは石原都知事同様に作家としても人気の高い岸惠子さん。「私は出演者の中で唯一、当時を知っています。負け戦と分かっていながら、負け方の美とか、国の体裁を整えるためとか、そんなことのために命を捨てさせるような、馬鹿なことが起こってはいけない。そんなこと言っても、人間が生きているかぎり、戦争は必ず起こるんです。それでも“むごい死に方だけはさせたくない”というのが、多分トメさんの想いだと思いますし、それを心に言い聞かせて、演じさせていただきました」と語った。

特攻に出撃しながら生き残ってしまい苦悩する板東少尉を演じたのは窪塚さん。「特攻隊の人たち、戦争で亡くなった人たちがいたからこそ今の平和があると思っています。そのことを僕らは見失いがちです。誰かの足を引っ張ったり敵対したりしないで、同じ“平和”という方向を向いていくべきだと思っています。そのために何をするべきか。みんながこの作品を観て、そういうことを考えるきっかけになったらと思います」と本作に出演したことで、自身の平和に対する思いも強まったようだ。

多くの人の平和への願いがこもった『俺は、君のためにこそ死ににいく』。5月12日(土)より全国東映系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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