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世界の塚本と松田龍平が再タッグ! 『悪夢探偵2』がいよいよ始動!

塚本晋也監督と松田龍平のコンビで今年の1月に公開された『悪夢探偵』。歌手のhitomiが女優デビューを果たしたことでも話題となった本作の続編、『悪夢探偵2』の製作が発表され、塚本監督、松田さんが登壇した。

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『悪夢探偵2』の製作発表での塚本監督と松田龍平
『悪夢探偵2』の製作発表での塚本監督と松田龍平
  • 『悪夢探偵2』の製作発表での塚本監督と松田龍平
  • 『悪夢探偵2』製作発表にて。松田龍平
  • 『悪夢探偵2』製作発表にて。塚本監督
塚本晋也監督と松田龍平のコンビで今年の1月に公開された『悪夢探偵』。歌手のhitomiが女優デビューを果たしたことでも話題となった本作の続編、『悪夢探偵2』の製作が発表され、塚本監督、松田さんが登壇した。

シリーズものへの出演は初めての松田さん。「特にシリーズだということは意識していません。京一を演じる上でも、『悪夢探偵』と繋げて『悪夢探偵2』をやるというよりは、また改めて脚本を読ませてもらって感じたことをそのまま演じたいと思っています」と抱負を語った。松田さん演じる影沼京一というキャラクターは、かっこいいタフなヒーローというよりは影があって、弱点があったり…とこれまでのイメージとは一線を画している探偵キャラクター。そうしたキャラクターについては、「確かに基本的にはヒーローじゃないですね。その辺が好き」だそう。とは言うものの「僕自身、夢をほとんど見ないで爆睡するタイプ。悪夢探偵は夢に入るキャラクターなので、夢にはなかなか入れない。それで良いのかな、と思いました」と苦笑する。、『悪夢探偵2』の脚本はすでに読んでいるそうで、「一人で読んでいて怖くなりました。すごく塚本監督っぽくで、すごい独特です。ストレートに怖いというよりは…とにかく怖かったですね」とのこと。

その脚本については塚本監督自身も「自分で書いてても怖かったですよ。僕は、ホラーの監督なんですけど、いわゆる既存のホラーって観るのが怖いんですよ。だから、自分ではそういう作品は作らないようにしています(笑)。今回はそういうのとは違う自分なりのホラーにしようと思いながらも、怖いストーリーを思いついちゃったので、つい書いちゃいました」と、少々イメージが崩れてしまうような…。

監督自身、続編を作ろうと思っていたそうだが、こんなに早く作る予定ではなかったと言う。「自分でももうちょっと後かな、と思っていました。いずれにしてもパート2を作るつもりではいたんですが、他の作品を2、3本作った後かな、と思っていたんです。そんな時にお話をいただいて、こういうのってタイミングがあると思うので、せっかくだし、“じゃあ、一気に加速してやっちゃおう”と思って準備を進めています」と言う。撮影は7月からスタートするが、作品の内容について少しだけ教えてもらった。
「当初、『3』まで作ろうと思っていたんです。でも、『悪夢探偵2』と『3』で考えていたアイディアを、『悪夢探偵2』でまとめてドカンとやってしまおうと思っています。もしそれがうまくいけば、『3』はまたその時考えればいいや、と思って(笑)。『悪夢探偵』はアクション・サスペンスみたいな感じでしたが、『悪夢探偵2』はもっとスリラーみたいな感じがあります。今回、京一に助けを求めるのは女子高生です。その女の子は特に何か大きな理由があるわけではなく、日常のちょっとした出来事、例えばいじめみたいなこととか、何か心の中にある暗部がポロッと出てきた時に、そこにつけ込まれるかのように悪夢を見るようになるんです。日常の中にある何ともいえない怖さ、誰もが持っている恐怖を追求したいと思っています。これが元々、『悪夢探偵2』でやりたかったことですね。『3』でやろうと思ったのは、『悪夢探偵』で出てきた京一のお母さんに関するトラウマですね。そのトラウマは『3』で解決しようと思ったんですけど『悪夢探偵2』のストーリーに加えて、てんこ盛りというか、お祭りっぽくしていきたいなと思っています」とのこと。

『悪夢探偵』のハリウッドリメイクも決定し、“世界のツカモト”としてますます発展していく塚本監督。「この年齢で年齢を超えた雰囲気、存在感というか。後は神秘的な、いかにも夢に入れそうな佇まい」(塚本監督)が松田龍平起用の決め手になったというこの2人の新たな挑戦、『悪夢探偵2』がいよいよ始動する。
《シネマカフェ編集部》

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