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破天荒パパ・トヨエツが顔グロ…というか全身黒&アロハで登場も妻・天海祐希は正装

思わず恥ずかしくなってしまうような型破りな父親と、その良き理解者である母親。破天荒な2人に引っ張られた一家の姿を通じて、現代社会における本当の幸せとは何かを問いかけるハートフルコメディ『サウスバウンド』。直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化した本作の完成披露試写会が9月11日(火)に開催され、主演の豊川悦司に天海祐希、北川景子、田辺修斗、松本梨菜、そして森田芳光監督による舞台挨拶が行われた。

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『サウスバウンド』舞台挨拶に出席したキャスト陣と森田監督
『サウスバウンド』舞台挨拶に出席したキャスト陣と森田監督
  • 『サウスバウンド』舞台挨拶に出席したキャスト陣と森田監督
  • 外は大雨でも夏真っ盛り? 日焼けした肌にアロハシャツ姿の豊川悦司
  • 上原一家の母・長女・次女を演じた3人
思わず恥ずかしくなってしまうような型破りな父親と、その良き理解者である母親。破天荒な2人に引っ張られた一家の姿を通じて、現代社会における本当の幸せとは何かを問いかけるハートフルコメディ『サウスバウンド』。直木賞作家・奥田英朗の同名小説を映画化した本作の完成披露試写会が9月11日(火)に開催され、主演の豊川悦司に天海祐希、北川景子、田辺修斗、松本梨菜、そして森田芳光監督による舞台挨拶が行われた。

劇中では東京から移住した上原一家の沖縄での生活が描かれるが、この日の豊川さんは、映画の中からそのまま抜け出してきたかのように真っ黒に日焼けして、アロハシャツ姿で登場。「僕が演じた一郎は、やることなすこと変わっていて、どこかはみ出ていて、反社会的な発言が次々と飛び出したりしますが、実は素直でストレートで無垢な純粋さを持った男だと思います。僕と似ているところですか? 場違いな格好でこういう場に来てしまうところでしょうか(笑)。(共演者を見渡して)そんなフォーマルな格好で来るような映画じゃないような気がするんですけど…。監督からは『劇中の衣装は全員ダサく』というお達しがありまして、映画を通しての様々なダサい格好を楽しんでいただけたらと思います」。近年ドラマなどでもコミカルな役柄を多くこなしている豊川さんだが、それにさらに輪をかけたような、ハチャメチャでダサい父親役のトヨエツにぜひ注目!

映画ではそんな父親の姿が子供たちの視点で映し出されるが、長男の二郎を演じた田辺くんは本作が映画デビュー作。「父親に振り回されながらも、そんな父をだんだん好きになり、尊敬するようになる二郎ですが、やんちゃなところは僕と同じだと思います」と少し照れくさそうに語ってくれた。

二郎の妹の桃子を演じた梨菜ちゃんは9歳とは思えないような落ち着いた口調で「明るくて元気な桃子は、私とすごくよく似ているのでやりやすかったです」と堂々の挨拶。これには観客席から大きな拍手がわき起こった。

二郎と桃子の歳の離れた姉を演じた北川さんは「私の演じた洋子は、観た人が『お父さん、お母さんに感謝しよう』と思ってもらえるような役だと思います。監督の指示通りに一生懸命ダサく演じました」と笑顔で語った。

自身のフォーマルな格好について「映画の中ではほとんどすっぴんなので、お化粧するとこうなるんだよ、というところを豊川さんに見ていただこうと思ってやってまいりましたが、気が合わなかったようで」と語り、会場の笑いを誘った天海さん。「(天海さん扮する)さくらは、破天荒なだんなを持つ妻であり、芯の強いほがらかな母親です。女性なら誰もが自分なりの理想や信念があると思いますが、自分なりの理想や信念をかき集めて演じてみました。本当に大好きなラストになっていますので、みなさん最後までお見逃しなく!」と満員の観客席に向かって呼びかけた。

豊川さんが「この5人の組み合わせが奇跡的に素晴らしかった」と語り、「大事なシーンの撮影で、この家族の力に助けてもらった」と森田監督に言わしめた上原一家の姿は、私たちに何を訴えかけるのか? 『サウスバウンド』は10月6日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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