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コディを力強く後押し? 『サーフズ・アップ』サントラに参加したダーティ・ヘッズ

イワトビペンギンのサーファー、コディが、チャンピオンの座を目指して大会に挑むアニメ『サーフズ・アップ』。グリーン・デイ、ローリン・ヒルをはじめ、インキュバス、シュガー・レイ、パール・ジャムなど、様々なアーティストの楽曲が物語を彩っている本作だが、西海岸でNo.1の注目度を誇るオーガニック・ヒップホップ&レゲエ・バンド、ダーティ・ヘッズもシングル曲「スタンド・トール」を提供。「いつもプレイしているようなライブ会場とは雰囲気が違うから緊張しちゃったよ」という中、ジャパンプレミアでの演奏も披露したダーティ・ヘッズのボーカル、ジャレッド(写真右)とダスティン(写真左)に話を聞いた。

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『サーフズ・アップ』のサントラに参加したダーディ・ヘッズの(左から)ダスティンとジャレッド
『サーフズ・アップ』のサントラに参加したダーディ・ヘッズの(左から)ダスティンとジャレッド
  • 『サーフズ・アップ』のサントラに参加したダーディ・ヘッズの(左から)ダスティンとジャレッド
  • 『サーフズ・アップ』 -(C) 2007 Sony Pictures Animation Inc.All Rights Reserved
  • ダーディ・ヘッズ 「セイルズ・トゥ・ザ・ウィンド」
イワトビペンギンのサーファー、コディが、チャンピオンの座を目指して大会に挑むアニメ『サーフズ・アップ』。グリーン・デイ、ローリン・ヒルをはじめ、インキュバス、シュガー・レイ、パール・ジャムなど、様々なアーティストの楽曲が物語を彩っている本作だが、西海岸でNo.1の注目度を誇るオーガニック・ヒップホップ&レゲエ・バンド、ダーティ・ヘッズもシングル曲「スタンド・トール」を提供。「いつもプレイしているようなライブ会場とは雰囲気が違うから緊張しちゃったよ」という中、ジャパンプレミアでの演奏も披露したダーティ・ヘッズのボーカル、ジャレッド(写真右)とダスティン(写真左)に話を聞いた。

「実は、そもそも『スタンド・トール』は、ガールフレンドとの辛い別れや、プロデューサーとの意見の食い違いから生じた人間関係のもつれを歌った曲なんだ。けれど、そのプロデューサーが『サーフズ・アップ』の製作者に僕たちを紹介し、曲が使われることになった。何だか皮肉な話だよね(笑)」(ダスティン)。

インタビュー開始早々、衝撃(?)の秘話を明かしてくれた2人。となると、映画の中で自分たちの曲を聴くのは複雑な気分なのでは?
「そんなことはないさ。いまではそのプロデューサーのことを愛しているしね(笑)。曲調はポップで楽しいから、映画の雰囲気にも合っていると思うよ。“これからがんばるぞ”と意気込んでいるコディの心境にもマッチしているんじゃないかな」(ジャレッド)。

西海岸での成功を受け、日本でもアルバムデビュー。順風満帆な人気バンドのメンバーである彼らの目に、トップ・サーファーを目指すコディの姿はどう映るのだろうか。
「彼の気持ちは僕たちにもよく理解できる。確かにバンドは順調だけれど、僕らが目指しているのはもっと上のレベルなんだ。より高いところに到達したい気持ちは僕らもコディも一緒。子供の頃からずっとミュージシャンを夢見てきたのだからね」(ダスティン)。

出身地は南カリフォルニア有数のサーフ・タウン、ハンティントン・ビーチ。ただし、サーフィンに関しては「以前はよくやっていたけれど、最近は音楽活動が忙しいからほとんどやっていない」のだそうだ。
「スケボーの方が身近だね。メンバー全員がグッド・サーファーなのかというと、そうでもない。DJのロッキー・ロックは泳ぐことさえできないよ(笑)。一番上手なのはパーカッションのジョンかな」(ジャレッド)。

では、話題を変えて、映画はお好き?
「実はアニメよりホラー映画が好きなんだ。最近観ておもしろかったのは『ホステル2』。先が読めず、いきなり驚かされるような展開が好きだ」(ダスティン)。

「僕はアニメが好きだよ。『スポンジ・ボブ』から『アフロサムライ』まで何でも観るね。だから、『サーフズ・アップ』に参加できたことは僕にとって自慢なんだ。メンバーと一緒に映画を観るかって? (ふたりで声を揃えて)ノー!! やめてくれよ。映画は女の子と一緒に観るものだ(笑)」(ジャレッド)。




ダーティ・ヘッズ
http://www.dirtyheads.com/
ボーカル/ギターのダスティンとジャレッドが結成。ヒップ・ホップにレゲエをミックスしたオリジナルスタイルを確立。口コミで人気が広まりパーカッションのジョンとDJのロッキー・ロックが参加。2007年にはベースとドラムが加わった。地道に活動をしているうちに話題になり、メジャーからのオファーが殺到。一度はワーナーミュージックとの契約を決めるも、自分たちの思うように活動できるインディの道をあえて選択した。しかし、映画のサントラや任天堂のゲームで曲が使われたりと、その注目度は依然として高い。2007年夏に行われた311の全米ツアーの前座に抜擢され、着実にファンを増やしている。

ダーティ・ヘッズ 日本限定アルバム
「セイルズ・トゥ・ザ・ウィンド」
http://www.surfrockintl.com
発売元:Surfrock Intl Inc. / Pony Canyon
発売中
価格:2,310円(税込)
《渡邉ひかる》

映画&海外ドラマライター 渡邉ひかる

ビデオ業界誌編集を経て、フリーランスの映画&海外ドラマライターに。映画誌、ファッション誌、テレビ誌などで執筆中。毎日が映画&海外ドラマ漬け。人見知りなのにインタビュー好き。

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