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長澤まさみ「わー! 河だー!」クドカンと共にガンジス河でのバタフライ経験を語る

「ガンジス河でバタフライをしました」。就職活動の面接での、この一言がきっかけで、本当にガンジス河でバタフライをするためにインドへ向かってしまった、てるこの旅を描いた「ガンジス河でバタフライ」。昨年10月にテレビ放映された本作のDVDが1月18日(金)に発売となった。これを記念して1月13日(日)に、主演の長澤まさみ、脚本の宮藤官九郎、そして原作のたかのてるこを迎えてのトークショーが行われた。

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『ガンジス河でバタフライ』トークショーにて(左から)長澤まさみ、宮藤官九郎、たかのてるこ
『ガンジス河でバタフライ』トークショーにて(左から)長澤まさみ、宮藤官九郎、たかのてるこ
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  • 『ガンジス河でバタフライ』
「ガンジス河でバタフライをしました」。就職活動の面接での、この一言がきっかけで、本当にガンジス河でバタフライをするためにインドへ向かってしまった、てるこの旅を描いた「ガンジス河でバタフライ」。昨年10月にテレビ放映された本作のDVDが1月18日(金)に発売となった。これを記念して1月13日(日)に、主演の長澤まさみ、脚本の宮藤官九郎、そして原作のたかのてるこを迎えてのトークショーが行われた。

「TVドラマが映画館で上映されるなんて、この仕事を始めてから初めてのことなので、すごく嬉しいです。楽しんでください」と挨拶した長澤さん。“ガンジス河でバタフライをする”と最初に聞いたときの感想を「面白そうだなーと思いました」とあっけらかんと話す。たかのさんが実際に学生時代にガンジス河へ行き、バタフライをしてしまった経験を綴った同名エッセイが原作となっているが、たかのさんに会ったときの印象を「この作品のお話をいただいてから、1か月か2か月くらいだったかな? よく覚えてないんですけど、CMの撮影現場に遊びに来てくださったんです。そのときに、こんな感じで(笑)」と笑いながらコメント。すかさず、たかのさんから「どんな感じ?」と聞かれ、「落ち着きがない感じ。元気な人だな、楽しそうだなと思って。楽しくてしょうがなくなりました」と笑った。

確かにたかのさんは、壇上でも落ち着きがないと言うか、とにかく元気。「いまだから言えますが、インドに行く前はキャストとかスタッフの誰かが死んだらどうしようかと思って…。撮影ということ自体、いつ何が起こるかわからないのに、海外で、しかもインドで、50度を越える雨季の最悪の時期だったのでどうなることかと思っていましたが、無事に行って帰って来れて、この日を迎えられて、本当にホッとしています」と、挨拶は普通だったのだが、MCの「たかのさんのエッセイが映像化されると聞いたときはどんな気分でしたか?」という質問に、「私が書いたのはただの紀行エッセイだったので、そのままドラマにしても面白くないと思って、宮藤君に(脚本を)書いてもらって正解でしたね」と少々トンチンカンな答え(笑)。これには宮藤さんも、「全く質問と答えが違いますね」と困り顔。ちなみに先ほどの質問の答えは、「キャスティングに関してはおこがましいな、と思いつつ、宮藤君がアテ書きすると聞いたので、『長澤さん、どう思います?』とメールで聞いたら『芝居もできるし、良いと思います』と速攻で(返事が)帰ってきたので、ダメ元でお願いしたら、引き受けてくださったんです」とのこと。

そんな宮藤さんは「脚本にするのがスゴイ大変だった」と一言。「僕は(たかのさんの)大学のときを知っていますので、『長澤まさみさんが良いと思うんですけど』って言われたときに、正直どうかと思いましたね。“え〜? よく自分で!”って。周りが言うならわかりますけど…(笑)。たかのさんを長澤さんに変換するという大仕事でしたよ。困ったもんですよね…ホント(笑)」。たかのさん曰く「いや、スタッフと話し合った結果、一番に名前が挙がったんです!」と反論していた。

作品のメインイベントでもある“バタフライ”。インドのホテルやガイドブックには“ガンジス河で泳がないでください”との注意書きがあるそうだが、壇上の3人は全員泳いでいる(笑)。長澤さんは、「ワクワクしましたね。『わぁー! 河だー!』って。でも水がすごい汚いんですよ。船の油とか浮いていたりして。泳ぐ日は、ちゃんとキレイにしてくださっていたんですけど。あと、インドのウォーターボーイズみたいな(笑)ソフトマッチョで海パン履いたカッコイイお兄さんたちが待機してくださっていたんです。楽しかったですよ(笑)」と、その経験を語ってくれた。宮藤さんは、バタフライは…? 「しませんよ! 僕は、大人計画という事務所から絶対に河に入るなと言われてたんです(笑)。嫌だったらイヤって言っていいからねって。けど言えなかったですけどね」と告白。たかのさんの「男らしく入ってねえ」というフォローにも「全然男らしくないですよ! 『メイキング映像の最後は、宮藤さんがガンジス河に入るところで終わりますんで』って、2〜3日前から言われていたので、“入らないわけにはいかないじゃん、まあいいや”と思って入ったんですよ。それで『はい、お疲れ様でした』って。そうしたら、隣でこの人(たかのさん)がバーンって飛び込んで、普通にバタフライしてて、台無しだよ…(笑)」。

3人で仲良く思い出話に花が咲いたトークショー。DVDの映像特典には、インドロケの密着映像やバタフライの撮影現場なども収録されているので、ぜひ楽しんでほしい。

ガンジス河でバタフライ ディレクターズ・カット版
発売中
発売元:名古屋テレビ
販売元:東宝
価格:5,040円(税込)
© 2007 メ〜テレ・東映
《シネマカフェ編集部》

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