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「自然と自分の感情も変化していった」 イ・ドンゴンが2年ぶりの映画主演作を語る

韓国で爆発的ヒットを記録したTVドラマ「パリの恋人」では、三角関係に苛まれながらも一途に一人の女性を想う男性、『B型の彼氏』では気まぐれで自由奔放なB型男を演じ、女性の心を虜にしてきたイ・ドンゴン。そんな彼が2年ぶりの映画出演作として選んだのが、スキャンダラスな不倫ラブストーリー『今、愛する人と暮らしていますか?』である。人一倍クールでワーカホリックな男・ヨンジュン役で新たな一面を見せた彼に、本作について話を聞いた。

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『今、愛する人と暮らしていますか?』イ・ドンゴン photo:Yoshio Kumagai
『今、愛する人と暮らしていますか?』イ・ドンゴン photo:Yoshio Kumagai
  • 『今、愛する人と暮らしていますか?』イ・ドンゴン photo:Yoshio Kumagai
  • 『今、愛する人と暮らしていますか?』イ・ドンゴン photo:Yoshio Kumagai
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韓国で爆発的ヒットを記録したTVドラマ「パリの恋人」では、三角関係に苛まれながらも一途に一人の女性を想う男性、『B型の彼氏』では気まぐれで自由奔放なB型男を演じ、女性の心を虜にしてきたイ・ドンゴン。そんな彼が2年ぶりの映画出演作として選んだのが、スキャンダラスな不倫ラブストーリー『今、愛する人と暮らしていますか?』である。人一倍クールでワーカホリックな男・ヨンジュン役で新たな一面を見せた彼に、本作について話を聞いた。

今回演じたヨンジュンは、建設会社の社長という高い社会的地位を手に入れながらも、ハン・チェヨン扮する妻・ソヨとは冷め切った夫婦生活を送る、女性から見るとちょっと敬遠したくなるような男性。だが、そんな彼が妻と対照的な、はつらつとした女性・ユナに出会って、抑えきれない感情に翻弄されていく姿は愛おしくもある。
「最初はふたりに対してとても冷たくて、でもある瞬間からユナに対してだけ心を開いていく。そんな物語の流れから、自然と自分の感情も変化していきました。例えば、ユナとの家の前でのキスシーンなどは、2人の気持ちに共感できましたし、ヨンジュンの書斎でソヨと香港の出張について話すシーンでは、そのときの自分の感情とヨンジュンの感情が微妙に交差して共感できましたね。また、ソヨに心を戻して、もう一度頑張ってみようとするところの変化も、感情の流れに任せてうまく表現できたと思います」。

目の前にいる爽やかなスタイルとは打って変わり、スクリーンに映る彼はダーク・スーツを着こなし、少し長めの無造作な髪型で無精ひげを生やし、危険な香りを漂わせる。この役作りにイ・ドンゴン自身のこだわりはあったのだろうか?
「元々のシナリオではヨンジュンはもっと年上で、保守的で社会的に成功した社長という役だったんです。でも、自分がこの役を演じると決まってから、そこを自分の中で消化するのは少し違うかなと思って、元のキャラクターにもうちょっと面白みを加えようと、あのような外見を作りました」。

出世作「パリの恋人」で“視聴率50%の男”の称号を欲しいままにしたイ・ドンゴン。しかし、意外にも「ドラマは瞬発力や体力が必要となりますが、映画は持久力、それとキャラクターの細かいところをどう作り込めるかが大事。僕も年をとるごとにどんどん体力が落ちてきているので、今後は映画中心でいきたいなと思います」と弱気な笑顔も見せる。

気になる次回作は、現在撮影中のTVドラマ「夜になれば」。先日も石川県・金沢市で撮影が行われたこのドラマで、今度はプレイボーイの古美術学者に扮し、共演のキム・ソナと国宝探しを巡るラブコメディを見せる。
「古美術の専門家という役なのですが、ぼくはその方面に全く詳しくないので、いつも台本を読むのが楽しみなんです。毎回、新しい文化財が登場し、そこに訪ねていくこともあるし、その間にキム・ソナさんとの間でいろいろとハプニングが起きていくのですが、台本自体が面白くて撮影を楽しんでいます」。

デビュー10周年という節目を迎え、本作でもその甘い歌声を惜しみなく披露するなど、俳優業のみならず歌手としても新たな魅力を再発見させてくれたイ・ドンゴン。今後も彼の活躍に期待したい。

《photo:Yoshio Kumagai》

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