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ハンカチ必須の純愛小説が映画化 アイルランドの新鋭女流作家セシリア・アハーン来日

40か国を超える国で出版され、500万部を超えるベストセラーとなった大ヒット純愛小説が映画化。アカデミー女優ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラーを主演に迎え、最愛の夫を亡くした一人の女性の絶望と再生を描いた『P.S.アイラヴユー』が、この秋公開される。これに先駆けて、弱冠21歳にして原作の小説を書き上げたセシリア・アハーンがアイルランドより来日。6月26日(木)に開催された本作の試写会で舞台挨拶が行われた。

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『P.S.アイラヴユー』原作者セシリア・アハーン
『P.S.アイラヴユー』原作者セシリア・アハーン
  • 『P.S.アイラヴユー』原作者セシリア・アハーン
40か国を超える国で出版され、500万部を超えるベストセラーとなった大ヒット純愛小説が映画化。アカデミー女優ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラーを主演に迎え、最愛の夫を亡くした一人の女性の絶望と再生を描いた『P.S.アイラヴユー』が、この秋公開される。これに先駆けて、弱冠21歳にして原作の小説を書き上げたセシリア・アハーンがアイルランドより来日。6月26日(木)に開催された本作の試写会で舞台挨拶が行われた。

初来日となったセシリアさんは、慣れない舞台挨拶に緊張の色を見せながらも、「本当に嬉しくて嬉しくて、友達や家族のみんなに『日本に行くのよ!』と言って回りました。みんな喜んでくれて、羨ましいと言われました。日本に来て、この場に立ててとても興奮しています」と喜びをあらわにした。処女小説にして、過去に「ハリー・ポッター」シリーズや「ブリジット・ジョーンズの日記」などにも与えられた英国の文学賞「ブリティッシュ・ブック・アワード」の最優秀新人賞にノミネートされたほか、数々の文学賞に輝いた本作。「自分に起こり得る、一番悲しくて怖いことは、愛する人を失うこと。そのような打ちのめされる経験をしたとき、どうしたら前向きに、希望を持って生きていけるだろうか? という視点から書きました。最悪のときこそ、内面から力が湧き出てくるものだと思います。(ヒラリー演じる主人公の)ホリーも辛い時期を、なんとかポジティブに乗り越えていきます。そのような前向きなメッセージを伝えたいという気持ちで書きました」と作品について語ってくれた。

完成した映画については「自分が書いた小説が映画化されたものを観るというのは、これまでの人生で一番エキサイティングな体験でした。私が一番望んでいたのは、小説の中の“心”を描いた部分が反映されていることと、登場人物の性格のエッセンスが入っていることでしたが、その両方がきちんと描かれています。コメディの部分と悲しい部分が完璧なバランスを取って、素晴らしい作品に仕上がっています」と賞賛したセシリアさん。「私はこの映画を最初に観たとき、2時間泣きっぱなしでした。ですから、みなさんもティッシュやハンカチを用意してくださいね」と観客に“警告”した。

最後に、セシリアさんは観客に向けて「この作品を通して一番伝えたかったことは、“愛は永遠だ”ということ。愛する人を失ったとしても、その人の愛、そして自分の愛は失われないということです。ホリーは愛する人を失いますが、彼女のジェリーに対する愛はなくなりません。ジェリーも彼女を想って、残された彼女が立ち直るのを助けようと手紙を残しますが、そこには深い愛情が込められています。この映画を観た後で、みなさんが希望を持ってもらえたら嬉しいです」と丁寧にアピール。アイルランドからはるばるやって来た新鋭作家の言葉に、温かい拍手が送られた。

セシリアさんが著した原作「P.S.アイラヴユー」(小学館文庫刊)は、作家の林真理子の翻訳で8月6日(水)よりいよいよ日本でも発売される。そして、映画『P.S.アイラヴユー』は、10月18日(土)より有楽座ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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