“小悪魔”返上? スカーレット・ヨハンソンが等身大に『私がクマにキレた理由』

ハリウッドの若手女優の中でもトップを走る実力派、スカーレット・ヨハンソン主演のロマンティック・コメディ『私がクマにキレた理由』は、著者がマンハッタンの30以上の家庭でナニーとして働いていた経験を綴り、全米でベストセラーとなった「ティファニーで子育てを」の映画化だ。日本に住む一般庶民にとってナニーという職業はあまりなじみがないかもしれないが、マンハッタンのアッパー・イーストの妻たちにとってはニーズが高い職業。単に子守をするだけではなく、情操教育やしつけまでも任されている。要は幼児保育のプロフェッショナルである。

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『私がクマにキレた理由(わけ)』 -(C) 2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.
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ハリウッドの若手女優の中でもトップを走る実力派、スカーレット・ヨハンソン主演のロマンティック・コメディ『私がクマにキレた理由』は、著者がマンハッタンの30以上の家庭でナニーとして働いていた経験を綴り、全米でベストセラーとなった「ティファニーで子育てを」の映画化だ。日本に住む一般庶民にとってナニーという職業はあまりなじみがないかもしれないが、マンハッタンのアッパー・イーストの妻たちにとってはニーズが高い職業。単に子守をするだけではなく、情操教育やしつけまでも任されている。要は幼児保育のプロフェッショナルである。

大学を卒業したばかりの主人公・アニーは、ふとした勘違いから“ミスターX”家のナニーとして働くことに。高級アパートに住みながら5歳の男の子・グレイヤーの世話をするのは、楽勝で割りのいい仕事! と、意気揚揚としていたのも束の間、息子の世話はそっちのけでショッピングやセミナーに忙しい雇い主“ミセスX”の無理難題を、24時間聞かなくてはならないという現実が待っていた。

しかも、イケメンのハーバード大生と恋が始まりそうな雰囲気なのに、デートがばれたらクビを言い渡されるらしく、ろくに会うこともできない。だが、「こんな仕事辞めてやるっ!」と思いつつも、自分に心を開き始めたグレイヤーに仕事を超えた愛情が芽生え…。さて結末は?

仕事に恋に、そして自分自身の将来に不安を抱え、つまずきながらも成長していくアニーの姿は誰もが共感を持てるはず! 特に邦題にもなっている“キレた理由”のシーンは、爽快感と共にじんわりとした感動が伝わってくる。また、『マッチポイント』('05)や『ブラック・ダリア』('06)といった作品で、男を惑わす小悪魔を演じていたスカーレット・ヨハンソンが、実年齢に近い等身大のヒロインを演じている点も見どころと言えるだろう。

《text:Rie Shintani》

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