迷惑メールにオネショ…成海璃子、奥菜恵が『罪とか罰とか』舞台挨拶で己の罪を告白
成海璃子のコメディ初主演として注目を浴びている『罪とか罰とか』。ひょんなことから一日署長を務めることになった売れないグラビアアイドルに降りかかる、ビミョーな難題と一日署長の枠を超えて奮闘する彼女の姿を描いた本作が2月28日(土)に公開を迎えた。初日の舞台挨拶には主演の成海さんを始め、犬山イヌコ、山崎一、奥菜恵、安藤サクラ、そして監督のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が登壇した。
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崖っぷちアイドル、アヤメ役の成海さんは「いままでに、こんな現場なかった、という感じのことがいっぱいあって、いろんなことを感じながら楽しんで撮影していました」と笑顔で語った。映画のタイトルに因んで、「いまだから言える、これまでの犯した罪」を尋ねると、少し恥ずかしそうに「KERA監督に変なメール…呪いのメールを送りました…」とポツリ。そのメールとは、ニュースを装って、『呪怨』の画像が飛び出てくるタイプのものだとか…。
KERA監督は開口一番、観客に向かって「いやぁ、素晴らしい映画でしたね!」と呼びかけ会場の笑いを誘った。ちなみに監督の罪の告白はというと「この作品のDVDが発売されたら、もっと目立つ場所、例えば宮藤(官九郎監督)の『少年メリケンサック』DVDが置いてある棚とかに置くということをあらかじめ断っておきます」と、全く悪びれることなくこれから犯す罪を予告した。
山崎さんは、受験を控えた息子さんに対する罪を告白。「塾に行く息子に、終わったら車で迎えに行ってやるって言っていたんですが、忘れてしまい、息子は1時間ほど待っていたそうです」。その間、山崎さんはと言うと「完全に忘れて家でTVを見てました」とのこと…。
アヤメのマネージャー役を演じた犬山さんは、独特の声と口調で「昨日初めてこの映画のCMを見ましたよ。璃子ちゃんを見てて本当のマネージャーのような気持ちになりましたよ」とニッコリ。
奥菜さんは強盗団のメンバーの一人を演じたが「私の役はヒステリックな役で、常にキレてる感じでしたが、血管が切れそうな精神状態を維持するのは結構ヘビーでした。でも、愛すべきキャラに囲まれて撮影は楽しかったです」とふり返った。そんな奥菜さんの罪は「子供の頃にオネショをしてしまったとき、妹のせいにしました…」というもの。
続いて安藤さんが「顔もプロポーションも性格もイマイチな耳川モモを演じました安藤サクラです」と挨拶すると、会場からは笑いが。安藤さんは撮影中のエピソードとして、グラビア写真の撮影を挙げて「何枚か撮っている中で監督が『いまの表情セクシーだったね』って言っていただいたショットがあったんですが、それは慣れない姿勢で『つらいな』って思った瞬間のやつでした…」と明かし会場は再び笑いに包まれた。
監督曰く「ブログやチェーンメールを多用して友人に勧めてほしい映画」という『罪とか罰とか』はシネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて公開中。