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アクションを封印したジャッキー・チェン、最愛の“恋人”の祝福にデレデレ

音信不通の恋人を探すため、中国から不法入国した鉄頭。新宿・歌舞伎町でヤクザや中国マフィアの抗争に否応なく巻き込まれていく中で、彼は、期せずして歌舞伎町の外国人組織のドンへと祭り上げられていく…。ジャッキー・チェンを主演に迎え、不法移民たちの悲哀を描いたアジアン・ノワール『新宿インシデント』。5月1日(金)に公開を迎える本作のジャパン・プレミアが3月26日(木)、映画の舞台と同じ歌舞伎町で開催された。上映前の舞台挨拶には主演のジャッキーに竹中直人、加藤雅也、拳也が登壇し、多くのファンが詰めかけた。

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『新宿インシデント』ジャパン・プレミア。(左から)加藤雅也、ジャッキーチェン&涼香ちゃん、竹中直人、拳也
『新宿インシデント』ジャパン・プレミア。(左から)加藤雅也、ジャッキーチェン&涼香ちゃん、竹中直人、拳也
  • 『新宿インシデント』ジャパン・プレミア。(左から)加藤雅也、ジャッキーチェン&涼香ちゃん、竹中直人、拳也
  • 涼香ちゃんを抱いて嬉しそうなジャッキー
  • 最初は絶賛していたジャッキーと最後には罵り合いに?
  • 本当の親子みたい?
  • 劇中で涼香ちゃんの父親を演じたは加藤さんです!
  • 手振り身振りを交えて自身のアクション・シーンの激しさを説明
  • 20年来の付き合いの拳也さんも「驚いた!」
  • ジャッキーお誕生日のお祝いに用意されたケーキ
音信不通の恋人を探すため、中国から不法入国した鉄頭。新宿・歌舞伎町でヤクザや中国マフィアの抗争に否応なく巻き込まれていく中で、彼は、期せずして歌舞伎町の外国人組織のドンへと祭り上げられていく…。ジャッキー・チェンを主演に迎え、不法移民たちの悲哀を描いたアジアン・ノワール『新宿インシデント』。5月1日(金)に公開を迎える本作のジャパン・プレミアが3月26日(木)、映画の舞台と同じ歌舞伎町で開催された。上映前の舞台挨拶には主演のジャッキーに竹中直人、加藤雅也、拳也が登壇し、多くのファンが詰めかけた。

まずは、けたたましい銅鑼の音と共に、赤と青の巨大な獅子舞いが客席の後ろから乱入。その後を追うようにジャッキーが客席に登場すると、観客席は総立ちで拍手と歓声を贈った。ファンにもみくちゃにされながら壇上に上がったジャッキーは「みなさんにショッキングな映画を持ってきました。この映画は、僕の映画に中でで初めて僕自身のアクションシーンのない作品です。新しいジャッキー、初めてのジャッキーをご覧いただけると思います!」と時折日本語を交えながら高らかに宣言。あえてアクションを封印した理由についてジャッキーは「これまでと全く違うことがやりたかったんです。これ以上、かつての『酔拳』のようなことは出来ないし、『ラッシュアワー』を一生やるわけにもいきませんし、『ポリス・ストーリー』の1〜7までのようなことをずっとやるのも不可能です(笑)。こうした変化の機会をずっとうかがっていました。ただ、ファンのみなさんがこれを気に入ってくれるのか? 苦情が来ないか? と撮影中からいまに至るまでずっと心配しています。今後は、本当の意味での俳優としてやっていけたらと思います。かといって、アクションをやめるわけではありませんよ!」と語った。

歌舞伎町のヤクザの幹部・江口を演じた加藤さんは、ジャッキーとの再会を喜びつつ「僕が、ジャッキーの映画を初めて観たのは16歳の頃。こうして同じスクリーンに映っているのを見ると、不思議な気がします」と感慨深げ。現場の様子についても「彼は、必ず最後まで現場にいて、場を和ませてくれるんです。歌舞伎町では、撮影の合間にマスクと帽子を被って街に出たりして、結構お茶目でした」と笑顔で語った。

鉄頭が歌舞伎町で出会う、刑事・北野を演じた竹中さんも、現場でのジャッキーの姿勢を絶賛する。「ジャッキーは本当にスタッフ思いなんです。片付けもほかのスタッフと一緒になってやっていました。僕の方は『わぁ、すげぇ!』って思いながら横で見てました(笑)」。だが、ここから徐々に本音(?)が。「ジャッキーは全然日本語のセリフを覚えないんですよ。僕は一生懸命、中国語のセリフ覚えたのに、ジャッキーはいつもカンペを見てました」と暴露。するとこれに対してジャッキーは「竹中さんの中国語は一言も理解できなかったです。分かったフリしてうなずいていましたけど(笑)」とやり返し、会場は笑いに包まれた。

ジャッキーとはすでに共演経験があり、20年来の付き合いという拳也さんだが、今回のアクションなしのジャッキーについては「びっくりしました! 『すごい芝居うめぇー』って(笑)。以前はとにかく殴り合っていましたが、今回は静かなる闘いということで、緊張感がありましたね」とふり返った。

そして、舞台挨拶が終わりに近づく頃、場内の明かりが一斉に消え、場内に「ハッピーバースデイ、ジャッキー!」というかわいらしい声が響いた。声の主は、劇中で加藤さんの娘役を演じた涼香ちゃん。ジャッキーが撮影現場で自分の娘のようにかわいがっていたという彼女が、まもなく55歳の誕生日を迎えるジャッキーのために駆けつけた。さらに、会場のファンが事前に渡されたクラッカーを鳴らしてジャッキーを祝福。これにはジャッキー、「ありがとう!」と感謝の言葉を繰り返し、涼香ちゃんを抱き寄せた。

壇上の満面笑顔のジャッキーとは、全く別人のジャッキーが映画の中に! 『新宿インシデント』は5月1日(金)より新宿オスカーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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