絶賛公開中のジャッキー・チェン主演最新作『シャドウズ・エッジ』より本編映像が解禁された。
中国で4週連続興行収入ランキング1位を記録し、公開から約1か月で12億元、日本円で約250億円を突破する大ヒットを記録した本作。日本でも12月12日(金)より公開されると絶賛の声が上がり、映画レビューサービスのFilmarksでは12月2週目公開映画の初日満足度ランキング第1位を獲得した。
この度解禁となったのは、ジャッキー・チェンとレオン・カーフェイの壮絶な一騎打ちを捉えたワンシーン。
正体不明の犯罪集団を追跡していた黄徳忠(ジャッキー・チェン)は、ついに集団の首領「影」と呼ばれる元暗殺者・傅隆生(レオン・カーフェイ)の居場所をつかみ、カフェの屋根裏に逃げ込む傅隆生を追いかける。対する傅隆生は素早いナイフさばきで黄徳忠に襲いかかり、互いに必死の形相。喉元まで迫るナイフ、そして渾身の応戦。そこには一切のセリフなし。二人の激しい息遣いと動き、そしてナイフを振りかざす音だけが響く文字通りの死闘だ。
このシーンについて、ジャッキー・チェンは「短刀を使った狭い空間でのアクションは非常に難しかった。おそらくこのシーンが一番大変なアクションでした」と語る。屋根裏部屋というロケーションだったため、「撮影スペースも狭く、カメラ機材を二台も入れなければならず、我々は闘いながら避けなければならなかったが、レオン・カーフェイがやり遂げたのはとても嬉しかった」と振り返る。
レオン・カーフェイも「狭い空間で立って戦うことすらままならず、周囲には物も多く、さらに連続したカットでの撮影でした。1カット終えるごとに、自力で立ち上がるのは非常に困難でした」と語りながらも、「私は、ジャッキーさんの映画人生において、彼をあれほどまでに打ちのめせる唯一の悪役俳優なのだと自負しています!」と語っている。
ジャッキー・チェンは現在71歳、そしてレオン・カーフェイは67歳。この二人の死闘について、ラリー・ヤン監督は「命をかけた戦いの中では無駄な言葉は一切なく、目線と動きだけで語られます。純粋な死闘、純粋に解き放たれた二人の闘い。長年眠っていた獅子たちが目覚めたのです」とリスペクトも込めて語っている。
『シャドウズ・エッジ』は全国にて公開中。



