※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

オスカー俳優2人とコメディの帝王が“三ばか大将”に

エイプリル・フールは明日なのに、と誤解されそうな仰天の新作映画製作の情報が入ってきた。1930年代から製作されたスラップスティック・コメディの人気シリーズ『三ばか大将』のリメイク作『The Three Stooges』(原題)で、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ジム・キャリーの3人が主演するというのだ。

最新ニュース ゴシップ
注目記事
『ミルク』 -(C) 2008 Focus Features. All Rights Reserved.
『ミルク』 -(C) 2008 Focus Features. All Rights Reserved.
  • 『ミルク』 -(C) 2008 Focus Features. All Rights Reserved.
エイプリル・フールは明日なのに、と誤解されそうな仰天の新作映画製作の情報が入ってきた。1930年代から製作されたスラップスティック・コメディの人気シリーズ『三ばか大将』のリメイク作『The Three Stooges』(原題)で、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、ジム・キャリーの3人が主演するというのだ。

映画会社MGMと監督を務めるピーター&ボビー・ファレリー兄弟が明らかにしたもので、ボケ役のモジャモジャ頭のラリーとカーリーをショーンとジムが、ツッコミ役のモーをベニチオが演じる予定。映画はトリオの伝記映画ではなく、かつてコロンビア・ピクチャーズで製作された彼らの短編映画を基に構成されるコメディになるという。

『ミルク』(写真)で2度目のオスカー主演男優賞に輝いたショーンと、『トラフィック』で助演男優賞受賞経験のあるベニチオは実生活でも友人同士。ハーヴィー・ミルクとチェ・ゲバラ(『チェ』)という、志半ばで倒れた偉人を演じたばかりのオスカー俳優2人の共演が楽しみだ。そこに『イエスマン』では徹底したコメディ演技で、王者の貫録の実力を発揮したジムが加われば、完成度の高い傑作コメディの誕生が期待できそう。

映画は2010年の公開を目指し、秋から製作開始予定だ。

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

+ 続きを読む

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top