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エメリッヒ最新作『2012』映像が世界初公開 安めぐみは「滅亡前に結婚したい!」

『インデペンデンス・デイ』に『デイ・アフター・トゥモロー』 、『紀元前1万年』など驚愕の映像で多くの観客を魅了してきたローランド・エメリッヒが最新作『2012』のフッテージ映像を携えて来日! 7月22日(水)、本作のフッテージ映像が、ここ日本で世界初公開され、エメリッヒ監督が出席しての記者会見が行われた。

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『2012』来日記者会見。ローランド・エメリッヒ監督と安めぐみ
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『インデペンデンス・デイ』に『デイ・アフター・トゥモロー』 、『紀元前1万年』など驚愕の映像で多くの観客を魅了してきたローランド・エメリッヒが最新作『2012』のフッテージ映像を携えて来日! 7月22日(水)、本作のフッテージ映像が、ここ日本で世界初公開され、エメリッヒ監督が出席しての記者会見が行われた。

2012年に人類は滅亡するという、古代マヤ文明の暦および予言を軸に、地球を襲う大災害と何とか生き残ろうと奮闘する人々の姿を描いた本作。十数分間のフッテージ映像では、大洪水や火山から噴き出した火の玉が街を直撃するさま、地震による地崩れで街全体が沈み込んでいく映像などが大迫力で映し出された。

この日は、日本では46年ぶり、今世紀最大の皆既日食が見られるはずだったが、東京はあいにくの空模様。太陽の異常活動が天変地異を引き起こすという映画の内容だけに、監督は「天気は残念でしたが、日食というのは何かが起こりそうな予感を感じさせます。今日という日は、映像を公開するのにふさわしい日だと思います」とニヤリ。

現在、完成に向けてなおも製作途上にあるこの自信作については「1,400〜1,500というこれまでにない数のエフェクト・ショットを使用しています。とにかく、様々な視覚効果には手を焼きました」と苦労をふり返った。

気になる物語はというと「地球滅亡の危機を知っている人と知らない人という2つのグループのドラマを描いています」と明かす。「実際、こうした事態に直面したとき、政治家はそれを国民に知らせるか? と考えたとき、恐らく秘密にするのではないかと思いました。そうした人々の中にも、秘密にしておくことに道徳的な葛藤を覚える人もいるでしょう。この部分をドラマとして描きたかったんです。もう一つのグループ——事実を知らない人々の物語の主人公は、離婚経験のある作家です。彼は父親、そして夫として一度失敗しているわけですが、今回の事態は、家族の絆をもう一度深めるセカンドチャンスになるわけです」と熱く語った。

そしてこの後、スペシャルゲストとして安めぐみが登場し、監督に花束を贈呈。安さんもこの日、初めて本作の映像を見たそうだが「本当に起きたらどうしよう? と思うくらい衝撃的でした」と感想を語り、監督に「(映画の中で)地球はどうなっちゃうんですか?」と完成前にもかかわらず、いきなり物語の核心について尋ねた。これには監督も「それは、映画を観てもらうしかありませんよ」と答え、会場は笑いに包まれた。安さんは「もしも地球が滅亡すると分かったらどう過ごすか?」という質問に「仕事は辞めますね。世界遺産とかを見て回りたいし、結婚もしたいです。できることは全てしたいです」と語った。

監督は最後に「本当に重要なものは何か? 何を救うべきか? といったことについて考えさせてくれると思います」と映画をアピールし、会見は終了した。

『2012』は11月21日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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