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深田恭子インタビュー 愛は自己チューに? 恋に落ちるスイッチは… 

深田恭子とは何者か——? かなりキャラクターの濃い、ときにエキセントリックとも言えるような役柄をもこなすが、不思議と彼女が演じると、実際にいてもおかしくないように感じてしまう。そして、この役のキャラクターこそが素の彼女なのでは? などという思いすら抱かせる。彼女がいわゆる“不思議ちゃん”扱いされる所以でもある。最新作『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は、あの天才・鴻上尚史が自身の人気戯曲を映画化した作品。深田さんは、“恋に落ちないと原稿が書けない”という崖っぷちの脚本家・谷山を演じている。タイトルに“恋愛”と付くからには、深田さんの恋愛観を聞かねばなるまい! 果たして、深田さんが恋に落ちる瞬間とは?

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『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』 深田恭子 photo:Toru Hiraiwa
『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』 深田恭子 photo:Toru Hiraiwa
  • 『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』 深田恭子 photo:Toru Hiraiwa
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深田恭子とは何者か——? かなりキャラクターの濃い、ときにエキセントリックとも言えるような役柄をもこなすが、不思議と彼女が演じると、実際にいてもおかしくないように感じてしまう。そして、この役のキャラクターこそが素の彼女なのでは? などという思いすら抱かせる。彼女がいわゆる“不思議ちゃん”扱いされる所以でもある。最新作『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』は、あの天才・鴻上尚史が自身の人気戯曲を映画化した作品。深田さんは、“恋に落ちないと原稿が書けない”という崖っぷちの脚本家・谷山を演じている。タイトルに“恋愛”と付くからには、深田さんの恋愛観を聞かねばなるまい! 果たして、深田さんが恋に落ちる瞬間とは?

自ら恋に落ち、その恋愛を脚本へと反映させていく谷山。仕事とプライベートの境目を持たないのが彼女のスタイルと言えるが、深田さん自身、プライベートの体験が役に反映されたり、逆に役にプライベートが侵食されるという経験は? と尋ねると「全くないですね」と笑顔でピシャリ!
「役に共感しながら演じるということがないんです。役に近づく上では、共感ではなく衣裳やメイク、髪型とか分かりやすい部分から入ることが多いです。よく取材で『どうやって役の気持ちに入ったのか?』と聞かれるんですが『何となく』とかしか言えなくて…。それが活字になると、どこか薄っぺらく聞こえてしまって、うまく伝わっていない気になってしまうんですけど…(苦笑)。あとは、どんな役柄でも、プロのみなさんが私を信じて私に合うと思ってキャスティングしてくださっているので、それを信じて思い切って演じている、という感じです」。

そう言われると、逆に“素”の深田恭子がどんな人間なのかが気になるが…。
「(笑)…どうでしょう? 多分、TVなどで見るよりも無邪気だと思いますよ」。

無邪気…とは?  
「私、14歳でこのお仕事を始めて、そういう意味で、人より先に大人の世界に入っていった部分はあると思います。でも、その一方で周りに守られてきた部分というのもあるのかな、と。逆に、周りの友達が当たり前のようにやってきたことができなかったり。そういう意味で、すごく子供っぽいところも残っていたりしているんだろうと思います」。

演じるという部分から離れて、自分が演じる役柄や相手役のキャラクターに共感や恋心を抱くことはないのだろうか?
「それはあります。映画やドラマの相手の役柄のファンになったり、愛情を抱いたり。例えば今回、椎名(桔平)さんが演じた向井は、一生懸命に相手に向かってきてくれるところがすごく素敵だと思います。あ、でも私、撮影が終了して『おつかれさまでした!』となるとスッとそういう気持ちが引いていってしまうところもありますね(笑)」。

それはひょっとして“天然の谷山”なのでは!? 谷山の生き方に関して深田さんの意見は?
「感情的ですよね。私は、冷静で強い女性に憧れるので、同世代の女性として見ていて、もう少し大人になって! と言いたくなっちゃいます。この先、自分が30代になったら、知識や経験を身につけた上で、熱い生き方をするのもいいかな、と思います」。

少しずつ、深田恭子の人生観、目指す人物像が垣間見えてきたが、もう一押し! 深田さんの恋愛スタイル、どのようなスタンスで相手と一緒にいたいのかを尋ねてみた。
「私は…相手に付いてきてほしいですね」。

さすがと言うべきか? あまり「俺について来い!」的な男性よりは…
「『俺に』、と言うより私に…自分中心がいいですね(笑)」。

それは、先述の冷静で強い女性に憧れる、という言葉とも結びついているのかもしれない。では恋に落ちる瞬間は? どんなときにスイッチが入ってしまうのだろう?
「あまり、自分ではスイッチは入れません。相手が来て、考えて…みたいな。恋をして、心を乱したくない、という気持ちはあります。いつも冷静でいたい、そうでないとお芝居ができない気がするんです。役で泣いたり、テンションを上げたり、落としたり…感情をコントロールしないといけないわけで、それは素の自分の精神が安定していないとできないな、と。だから、自分の心を乱す人はいらない(笑)!」

ちなみに(恐る恐る)男性のタイプを尋ねてみると、少し考えた上でこんな言葉をポツリ。
「素直に、無邪気に笑う人は好きですね」。

さらには「30代になったら、少し自分に余裕を持った上で、谷山さんみたいに熱い想いを発散させていくのもいいかな」とも! こちらとしては、深田さんが我を失い、仕事も手につかなくなるような恋に落ちて…というところも見てみたい気が…。
「そしたら人生崩壊しちゃいますよ!」

彼女が幾度となく口にした30代突入まであと、2年と少し。深田恭子はどのように20代を締めくくり、30代でどんな役柄を演じ、どんな恋に落ちるのか? いや、案外30歳前に熱い恋に落ちる可能性も? まさに“冷静”と“情熱”の間で踊る彼女から目が離せない!



【衣裳】
ワンピース:12,600円(THE FIRST)
シャツジャケット:16,800円(THE FIRST)
※お問い合わせ先:THE FIRST women 渋谷パルコ店

特集 新しい恋のカタチ
http://www.cinemacafe.net/special/renaigikyoku/
《photo:Toru Hiraiwa》

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