※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

2冠達成した男、ボルトのユニフォームに隠された“伝説” ジャマイカの魂ここにあり

日本勢のメダルラッシュに沸く、ロンドン五輪。いよいよ終盤に差しかかる中、8月9日(現地時間)、“人類最速の男”と呼ばれるジャマイカ代表のウサイン・ボルトが見事、陸上男子100メートルに続き200メートルで金メダルを獲得し、前人未到の2大会連続の2冠を達成した。「伝説だということを自分で証明した。これからも伝説の男だと思います」と自ら達成した偉業を“伝説”と認めたボルトのコメントが強い印象を放ったが、実は彼が着ていたユニフォームのデザインをジャマイカの“伝説”の男、ボブ・マーリーの娘、セデラ・マーリーが手がけているのはご存知だろうか?

最新ニュース スクープ
注目記事
ジャマイカ独立50周年記念イベント
ジャマイカ独立50周年記念イベント
  • ジャマイカ独立50周年記念イベント
  • 『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』 -(C) SHANGRI-LA ENTERTAINMENT LLC AND TUFF GONG PICTURES LP 2012
  • ジャマイカ独立50周年記念イベント
日本勢のメダルラッシュに沸く、ロンドン五輪。いよいよ終盤に差しかかる中、8月9日(現地時間)、“人類最速の男”と呼ばれるジャマイカ代表のウサイン・ボルトが見事、陸上男子100メートルに続き200メートルで金メダルを獲得し、前人未到の2大会連続の2冠を達成した。「伝説だということを自分で証明した。これからも伝説の男だと思います」と自ら達成した偉業を“伝説”と認めたボルトのコメントが強い印象を放ったが、実は彼が着ていたユニフォームのデザインをジャマイカの“伝説”の男、ボブ・マーリーの娘、セデラ・マーリーが手がけているのはご存知だろうか?

“ワン・ラヴ”というメッセージを掲げ、レゲエという音楽ジャンルを世界に広めた伝説のミュージシャンであり、時代や国境を超えたアイコンとして亡き後も世界中の人々に影響を与え続ける、ボブ・マーリー。1978年、血で血を洗う政争を繰り広げていたジャマイカで、二大政党の党首をステージ上で握手させた「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の奇跡は広く知られる歴史的革命であるが、そこに至るまでには緊迫の展開があった。そんな彼の危険を顧みぬ行動、人種差別に晒されながらも逆境に立ち向かった壮絶な人生に迫った、初のオフィシャル・ドキュメンタリー『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』がまもなく公開となる。改めて国と国との関係、世界情勢を見つめる機会の一つであるオリンピック・イヤーにふさわしい一作と言えよう。

先述のジャマイカ代表選手のユニフォームには、歴史を動かした男、ボブ・マーリーの顔、そして「Positive Vibration」の歌詞が縫い付けられており、金メダルのボルト選手だけでなく、銀メダルに輝いたヨハン・ブレーク、さらに銅メダルのウォーレン・ウェイルとジャマイカ勢のメダル独占の偉業を後押しする形となった。また、これに先立ち、8月6日(現地時間)には奇しくもジャマイカでイギリスからの独立50周年記念日を迎え、「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の行われたナショナル・スタジアムでは記念式典が開催され、ジャマイカ国民は大興奮でこの歴史的一日を祝していた。

ユニフォームに託された、伝説の男の思い。ボルトにとって6個目の金メダル獲得が懸かる400メートルリレーもまだ控えているので、ぜひ目を凝らしてチェックしてみて。

『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』は9月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、吉祥寺バウスシアターほかにて3週限定公開。
《シネマカフェ編集部》

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top