“レゲエ”という一つの音楽ジャンルを作り上げ、それを世界に広めたミュージシャンであり、さらに母国ジャマイカの歴史すら変えた伝説のカリスマ、ボブ・マーリー。世界的なアイコンとなり、神格化されたボブ・マーリーの生涯を、遺族らのインタビュー、さらに今まで明かされることのなかったプライベート・アーカイブで綴った、初のオフィシャル・ドキュメンタリー。
ケヴィン・マクドナルド
日本勢のメダルラッシュに沸く、ロンドン五輪。いよいよ終盤に差しかかる中、8月9日(現地時間)、“人類最速の男”と呼ばれるジャマイカ代表のウサイン・ボルトが見事、陸上男子100メートルに続き200メートルで金メダルを獲得し、前人未到の2大会連続の2冠を達成した。「伝説だということを自分で証明した。これからも伝説の男だと思います」と自ら達成した偉業を“伝説”と認めたボルトのコメントが強い印象を放ったが、実は彼が着ていたユニフォームのデザインをジャマイカの“伝説”の男、ボブ・マーリーの娘、セデラ・マーリーが手がけているのはご存知だろうか?