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ヴァネッサ・パラディインタビュー「お互い気持ちよく暮らすために努力や妥協が必要」

歌手、そして女優としても活躍するヴェネッサ・パラディ。「シャネル」や「ミュウミュウ」のミューズ、そして最近までジョニー・デップのパートナーとして世界中の女子の羨望を浴びていた彼女が、約6年ぶりに声優出演を果たした。演じるのは、まさにヴァネッサにぴったりの歌手という役どころ。初めて声優に挑戦する、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンとの初共演も注目を集めている。

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『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』ヴァネッサ・パラディ -(C) 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』ヴァネッサ・パラディ -(C) 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
  • 『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』ヴァネッサ・パラディ -(C) 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
  • 『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』 -(C) 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
  • 『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』ヴァネッサ・パラディ -(C) 2011 EUROPACORP – BIBO FILMS – FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
歌手、そして女優としても活躍するヴェネッサ・パラディ。「シャネル」や「ミュウミュウ」のミューズ、そして最近までジョニー・デップのパートナーとして世界中の女子の羨望を浴びていた彼女が、約6年ぶりに声優出演を果たした。演じるのは、まさにヴァネッサにぴったりの歌手という役どころ。初めて声優に挑戦する、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンとの初共演も注目を集めている。

『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』でヴァネッサが演じるのは、パリのキャバレーで歌う人気歌手・ルシール。ある日、彼女の前に現れるモンスター。恐ろしい外見とは裏腹に、音楽が大好きな、心優しいモンスターだった。
「キャバレーを経営するルシールの叔母は、人に偉そうに指図するのが好きで、ルシールには“いい子”でいて欲しいと思っている。そんなルシールは何よりも、ステージに立つのが好き。ステージで歌っているときは、日常の仕事や制約から逃れられると感じているの」彼女は演じるキャラクターについてそう分析する。「だからビボ(・バージェロン監督)は彼女のステージ衣裳に“翼”を付けたんだと思うわ」。

ルシールに求められているような、“いい子”にならなければならない、という状況にはヴァネッサも共感するという。
「私も含めて誰もが、お互いに気持ちよく暮らすために、努力したり妥協したりする必要はある。でも、私の状況はルシールと全く同じじゃないわ。それにある意味、ルシールはそれほど“いい子”じゃないかもしれない。彼女は寛大で思いやりがあって、真っ先に心でものを考える。だからフランクール(=モンスター)の恐ろしい外見の下に持つ素晴らしい心を見ることができたのも、彼女が最初だった。そして彼が警察に追われているとき、助けて守ってあげるの」。

なんだか意味深な言葉も…それはさておき、ルシールがまるでヴァネッサ本人のようにリアルなのは、そのはず、彼女は表情や動きをキャプチャーするグラフィックの段階から製作に関わっていた。ヴァネッサとルシールが似ているのは表情や動きだけではない。彼女もルシール同様、キャバレーで歌っているときが、「一番楽しい」と話す。
「私は幸運にも様々な種類の会場で歌った経験があるけれど、キャバレーと劇場が一番好き。古いものが好きなの。木や彫刻、ベルベットね。キャバレーにはそれが全てある。客席が演者を囲んでいて、人間的な規模の会場なの。会場全体が自分を包み込むように感じる。そしてキャバレーには魂がある。とても多くのことが起こるのよ。ステージ上の経験、バックステージや楽屋や舞台袖での時間。私より前にそこにいた人たちのことを想像するのが楽しいわ。ショーガールたちや彼女たちの衣装とかね」。

そんなヴァネッサの幼い頃の憧れは「ジーン・ケリーとフレッド・アステア」!
「いまも私の憧れよ。ダンサーとしての才能、カリスマ性、演出技術を尊敬している。彼らを見ると圧倒されて、喜びと感動で涙が出てくる。彼らの影響で、私はいまの仕事をしているわ。マリリン・モンローも憧れだった。女性として。彼女の声、立ち居振る舞い、身体、強さ、弱さ、知性をね」。

ヴァネッサが披露する美しい歌はもちろん、ロマンティックなパリを舞台に、優しいモンスターを巡って繰り広げられる心温まる物語は、大人も子ども一緒に楽しめる作品だ。

ところで漫画や映画、本などの、何かのモンスターが怖かった頃はある?
「幼い頃一番怖かったモンスターは、目に見えないモンスター。夜、部屋から出ると、廊下をずっとついてくるの。ずっと後ろにいるのよ。顔も体もないから特に印象的ではないけれど、暗闇の中の見えない存在ね——」。

シネマカフェでは『モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声』を子連れで楽しめるママ&キッズ向けのイベント「cinemacafe.net baby cafe」を11月19日(月)に開催。現在参加者を受付中。

「cinemacafe.net baby cafe」
http://www.cinemacafe.net/babycafe/

『モンスター・イン・パリ』
12月5日(水)よりDVDレンタル開始 ※TSUTAYAでのみ
発売日:2013年1月25日(金)
価格:3,990円(税込)
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売元【セル】:アミューズソフト/【レンタル】:カルチュア・パブリッシャーズ

© 2011 EUROPACORP - BIBO FILMS - FRANCE 3 CINEMA - WALKING THE DOG
《シネマカフェ編集部》

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