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アカデミー賞監督のアン・リー、大島渚監督の訃報に「悲しい知らせです」

映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督が来日を果たし、1月16日(水)に都内でジャパン・プレミアを開催…

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『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&しずくちゃん&本木雅弘)
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&しずくちゃん&本木雅弘)
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  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(本木雅弘)
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(アン・リー監督)
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&本木雅弘)
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&本木雅弘)
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&本木雅弘)
  • 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ジャパン・プレミア(左から、アン・リー監督&本木雅弘)
映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督が来日を果たし、1月16日(水)に都内でジャパン・プレミアを開催。日本語吹替え版の声優を務めた本木雅弘と共に、映画にちなんで海上に敷かれたブルーカーペットの上を闊歩した。

まもなく発表となる本年度アカデミー賞に11部門でノミネートを果たした本作。ベンガルトラと共に小さな救命ボートに乗り合わせ、227日に及ぶ海上での生活を生き抜いた少年・パイの姿を描く。

本木さんと監督はかつてない試みとなる海の上で揺れる桟橋に敷かれ、青い光でライティングされたカーペットを並んで歩き、ファンの声援に手を振って応えた。

続く舞台挨拶の冒頭、日本のファンへの感謝と共に監督は昨日、訃報が伝えられた大島渚監督の逝去に触れ「アジアの映画人に大きな影響を与えてくださいました。悲しい知らせです」と語り、本木さんも「私もいちファンとして大島監督の『青春残酷物語』が好きで、20代でビデオを見て衝撃を受けました」と語りその死を悼んだ。

以前よりアン・リー作品のファンだという本木さんは、ブルーカーペットを並んで歩き「敬愛するアン・リー監督とこうした場に参加できて光栄です。僕自身は最後の最後に声優としてちょこっと参加しただけなんですが…」と恐縮しきりだったが、監督は「私も本木さんのファンです。『おくりびと』だけでなく、『シコふんじゃった。』から観てますよ。今回、(大人になった)パイに素晴らしい声を与えてもらいました。アカデミー賞では11部門にノミネートされましたが、12個目は彼に与えられるべきです」と最大限の称賛を送った。

その気になるアカデミー賞について尋ねられると、監督は「この映画の完成にこぎつけるまで大変な作業でしたので、そのことを大切に思っていますし、充実感でいっぱいです。賞に関してはボーナスのようなもの。いま、この作品は世界中で公開されて国ごとに違う受け止められ方をされています。その反響を何より嬉しく思います」と賞よりも観客一人一人の反応の大きさを喜んでいた。

本木さんは、監督がインタビューなどで語ったという「海を砂漠に見立てた」という言葉を紹介し、映画を観ながら「主人公同様に心の漂流をしました」とふり返り、「世代や男女を問わず響く作品。小さな子供を持つ親として、希望を見つける道を探す上で良い教育の作品になるとも思いました」と訴えた。

この日は花束を贈呈するために、CMなどで大人気の子役のしずくちゃんがトラの扮装で登場。その愛らしい姿に監督は「いままで見たトラの中で最もかわいい!」と満面の笑みを浮かべる。自らしずくちゃんを抱き上げて写真撮影に臨み、「ぜひ次回作に出てほしい!」と語り会場を沸かせていた。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』は1月25日(金)より公開。
《シネマカフェ編集部》

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