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ヘレン・ミレン、もう一人の主役である“ヒッチコックの妻”を演じたワケとは?

サスペンスの神”と呼ばれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』。

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ヘレン・ミレン、もう一人の主役である“ヒッチコックの妻”を演じたワケとは?
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“サスペンスの神”と呼ばれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた『ヒッチコック』。本作でもう一人の主役である妻・アルマを見事に演じたヘレン・ミレンが、出演を決めた理由について語ってくれた。


本作で、第70回ゴールデン・グローブ賞にて主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、さらに本年1月、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム2,488番目の星が与えられたヘレン。彼女が演じたアルマは、1926年に結婚したときは、新進気鋭の編集者だったが、その後、54年間もヒッチコックの妻として、親友として、また協力者として過ごすことになる。時には映画編集者として、脚本家として、どの映画でも一番信頼できる意見を述べる相談役として、ヒッチコックのキャリアを通じて、まさになくてはならない存在だった。

アルマ役を引き受けた理由について、ヘレンは「何度か本作の脚本を読んでいましたが、正直あまり関心はありませんでした。ところが監督のサーシャが作り直してきた最新バージョンの脚本を読んだ時、彼はすでに、ドラマの真面目さとユーモアとのちょうどいいバランスを見つけていました」と話す。「その時点で、私とエージェント、それに夫はお互いの顔を見て、“この作品に参加すべきだ”」と決めたという。

「私は一般の人たちにも、彼女が優れた才能を持った人だということを知って欲しいと思い、演じました。大勢の人が、偉大で立派なヒッチコックに関心を集めていることが、妻にとってどんな気持ちかよく分かります。私が初めてこの世界に入った時に、そういう夫(テイラー・ハックフォード)と結婚していた自分にも起きたことだから」と、アルマと自分自身を重ね合わせるヘレン。だからこそ、「アルマの役では、なんらかの解釈をするのではなく、単にこのストーリーに登場するままの彼女を演じる」ことを心がけたという。

「ヒッチコックとアルマは面白くて非凡で、最高のパートナーだったと思います」と、夫婦のあり方、結婚を成功させる秘訣についても、ふたりから学ぶところがあったようで、「アルマはいつも笑っていたのです。ユーモアは二人を結びつけていました。二人とも皮肉やブラック・ユーモアを使いこなしていましたが、それはとても英国人らしいところですね」と語る。

ヒッチコックを影で支え続けた、もうひとりの天才、アルマ。ふたりがどのようにして『サイコ』を成功に導いていったのかは、劇場で明かされる。

『ヒッチコック』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シネマほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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