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俳優魂を燃やす名優たちが語る! 異例の13人64役『クラウド アトラス』特別映像到着

先週末に公開を迎えた、『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟と『ラン・ローラ・ラン』トム・ティクヴァが手がけた感動巨編『クラウド アトラス』。このほど、本作に出演している13人の俳優が合計64役もの人物を演じているが…

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『クラウド アトラス』 -(C) 2012 Warner Bros. Entertainment.  All rights reserved.
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先週末に公開を迎えた、『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟と『ラン・ローラ・ラン』トム・ティクヴァが手がけた感動巨編『クラウド アトラス』。このほど、本作に出演している13人の俳優が合計64役もの人物を演じているが、このかつてない試みに挑んだ名優たちのインタビューを交えてその一部を紹介する特別映像がシネマカフェに到着した。

舞台は、19世紀から24世紀。そこに生きる人々は、親子、夫婦、兄弟、恋人、友人、あるいは敵同士となっても、いつかはその愛を成就するために、姿が変わっても惹かれ合い、何度も何度も出会っては別れ、争いと過ちを繰り返す。本作では、そんな人間の本質を表現するため、同じ魂を持ちながら6つの異なる時代に生きる人物を、同じ人物が演じるという、俳優の真の実力が問われる大胆かつ画期的なキャスティングが行われた。

この挑戦を受けて立ったのは、トム・ハンクス、ハル・ベリー、スーザン・サランドン、ジム・ブロードベントらアカデミー賞受賞の演技派を始め、ヒュー・グラントやジム・スタージェス、ベン・ウィショー、韓国が誇る若手女優ペ・ドゥナといった国際色豊かな豪華キャストたち。国や人種、性別の境界線を超えて、1人最大6役を演じるている。

これまで個人で演じた役柄の最多記録は『ナッティ・プロフェッサー』のエディ・マーフィが演じた1人7役だが、13人で合計64役という本作は異例中の異例。

イケメン俳優ジム・スタージェス(『ワン・デイ 23年のラブストーリー』)も複数の役に挑戦した一人。当初5つのキャラクターだったが、1役を増やすのに成功したと嬉しそうに語る。「6つ目のストーリーにもなんとか入れてよ」とラナ・ウォシャウスキー監督に頼むと、「あなたを登場させられるシーンを見つけたの。完璧よ」と実現したという。3人の監督のすごいところは、役柄を単に登場させるだけではなく、繋がりをもたせる何かをしっかり作ることだ。「こういう理由で、“あの瞬間にあなたはそこにいる”という必然性がなければならない」というジムの言葉にあるように、13人が演じた64役は、エキストラのような役であっても“それぞれにそこで生きる理由”がある。

また、ラナ・ウォシャウスキー監督によれば、ハル・ベリーが1930年代のエレガントなドレスを着ていたとき、トム・ハンクスが「あの時代のドレスはすばらしいね」と言うと、ハルは肩をちょっとすくめて「でも、映画でこういうドレスを着るときはいつも、私は奴隷か召使いを演じないといけないのよ」と返したという。「白人だけが演じられる役があり、黒人はこういう役を演じなければならないというふうに、ハリウッドでは実際、まだ慣例的に人種分離されていることが分かったの」とラナは話す。特殊メイクであっても、ハル・ベリーがこれまでには演じることができなかった役を演じられるということ自体、画期的な作品といえるのだ。

そのため出演したキャストたちは、口を揃えて「今後、こんな作品には出会えない」と話す。「『自分にはできない』と危惧した役者が結構いて、オファーから退いた人もいた」という秘話も監督3名が明かし、改めて本作で熱演を見せるキャストたちの役者魂に触れることができる。

彼らが実際どの役を演じたかは、エンドロールで種明かしされるということで、全国の各劇場ではエンドロールが流れると歓声が起こっているそう。あなたも、ぜひその目で確かめてみては?

『クラウド アトラス』は全国にて大ヒット上映中。

※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。


(C) 2012 Warner Bros. All Rights Reserved.
《シネマカフェ編集部》

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