※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

Jリーグの試合中の撮影に監督はドキドキ、置いてけぼりの中嶋朋子は恨み節!

Jリーグ創設20周年を記念して製作されたショートフィルム『旅するボール』の完成報告会見が4月1日(月)、JFAハウス(東京・文京区)にて行われた。

最新ニュース レポート
注目記事
ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
  • ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
  • 中嶋朋子/ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
  • 「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」代表・別所哲也/ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
  • 西畑澪花/ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
  • 神尾佑/ショートフィルム『旅するボール』完成報告会見
Jリーグ創設20周年を記念して製作されたショートフィルム『旅するボール』の完成報告会見が4月1日(月)、JFAハウス(東京・文京区)にて行われた。

本作は今年の「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下、SSFF&ASIA)にて上映される予定で、会見にはJリーグの大東和美チェアマンにSSFF&ASIAの代表を務める別所哲也、主演の西畑澪花に共演の平畠啓史、神尾佑、中嶋朋子、大川五月監督が出席。震災で家や仕事と共に活力を失ってしまった父親を励まそうと、父の友人によるボールへの寄せ書きを誕生日にプレゼントしようとする少女を中心に家族の再生が描かれる。

被災地の仙台をホームタウンとする「ベガルタ仙台」の試合で撮影は行われており、初めて主演を務めた西畑さんは「大事な試合で、熱さを感じました」と興奮気味にふり返る。前後半90分の限られた撮影時間の中で、大川監督は「点が入らずドキドキした」と冷や汗をかいたことを明かすが、ロスタイムに劇的な得点が生まれたという。

神尾さんは震災の被害を受けた福島県いわき市出身ということもあり、本作への参加に強い思い入れがあったよう。「仙台の予備校に通っていたこともあり、思い出のある大好きな街です。震災に対する思いも大きなものがあり、この作品に出られたことが嬉しいし、縁のある人間だからこその気持ちを持ち込むことができればと思いました」と語る。

スタジアムで試合を観戦する神尾さんが西畑さんに対し「次はお母さんも一緒に」と語るシーンがあるが、ひとり置いてけぼりにされた中島さんは「何であの日の試合じゃないの!? すごい試合だったと聞いて残念です」と恨み節。Jリーグと映画のコラボレーションについて「2つとも人を興奮させる力をもっている」と語り、「これから足しげくスタジアムに通いたい」と誓っていた。

製作総指揮を務めた大東チェアマン「Jリーグの新しいチャレンジ」と胸を張る。別所さんはJリーグ20周年を祝福。SSFF&ASIAは今年で15周年を迎えるが、当初は200本ほどだった応募作品数が今回、5,000本を超えたことを明かし「その中でもサッカーをテーマにした作品はすごく多い。改めて世界中で愛されているというのを感じます。スポーツの世界の人々がショートフィルムを通して人々と繋がることができると感じていただければ」と映画とサッカーのコラボレーションの広がりに期待を寄せた。

「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2013」は5月31日(金)から6月16日(日)まで原宿・表参道を中心に開催を予定している。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top