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カイリー・ミノーグら、『ホーリー・モーターズ』美しきミューズが奏でる歌声

『汚れた血』や『ポンヌフの恋人』で知られるレオス・カラックス監督が放つ13年ぶりの最新作『ホーリー・モーターズ』が、いよいよ今週末より公開となる。このほど、本作に美しきミューズとして出演するカイリー・ミノーグやエヴァ・メンデスの出演シーンの…

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『ホーリー・モータズ』カイリー・ミノーグ
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  • 『ホーリー・モータズ』エヴァ・メンデス
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『汚れた血』や『ポンヌフの恋人』で知られるレオス・カラックス監督が放つ13年ぶりの最新作『ホーリー・モーターズ』が、いよいよ今週末より公開となる。このほど、本作に美しきミューズとして出演するカイリー・ミノーグやエヴァ・メンデスの出演シーンの一端が明らかとなった。

物語は、リムジンに乗ってパリの街を移動しながら、11人の役柄を演じる奇妙な男“オスカー氏”の1日を描いたもの。物乞いの老婆や父親、殺し屋、モーションキャプチャーのスタントマンなど、様々な役に変身してゆく彼の正体が、リムジンに訪れた人々との絶妙な会話劇によって炙り出されていく…。

本作でカイリー・ミノーグが演じるのは、ジーンというキャラクター。廃墟と化したサマリテーヌ百貨店でジーンが歌う印象的なオリジナル曲は、カラックス監督自身が作詞を手がけた。「Who Were We?(私たちは誰っだったの?)」という本作ならではの不思議なフレーズが、『ホーリー・モーターズ』の世界観に観る者を迷い込ませる。実はこの歌のシーンは、今年大ヒットを記録した『レ・ミゼラブル』で話題となった“同時録音”の手法で撮影されたものなのだとか。

このシーンについてカイリーは、「とても美しいフレーズで、初めて聴いたときすぐに馴染んだわ。これをアフレコではなくその場で、あのシーンの中で演じながら歌うと思うと興奮したわ」とふり返っている。

また、エヴァ・メンデスもモデル“ケイ・M”役としてゴージャスな衣装を身にまとい、“セリフなし”の難役に挑んでいる。オスカー氏が演じる役の一つである“怪人・メルド”によって地下へ連れ去られた彼女は、メルドを膝に横たえて、美しい子守唄を披露しているのだ。

カラックス監督は彼女の起用について、こんな言葉で語っている。「私たちはメルドのさらなる冒険を描く『Merde in USA』という長編をN.Y.で撮りたいと思っていました。いわば『美女と野獣』みたいな話です。その後、映画祭でエヴァ・メンデスと出会い、私たちは一緒に映画を撮りたいと思いました。彼女はエロティックでありながら、同時にロボティック(無機質)でもあるんです」と。

本作にはほかにも、エディット・スコブ(『顔のない眼』)、エリーズ・モロー(『Des Filles en Noir(黒衣の少女たち)』)、ジャンヌ・ディソン(『トムボーイ』)ら様々な年代の女性たちが出演し、オスカー氏の奇妙な1日を彩っている。

あなたもこの美しくも奇妙な1日に迷い込んでみてはいかがだろうか?

『ホーリー・モーターズ』は4月6日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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