「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」が、世界初のアクセサリーストアを六本木ヒルズにオープンした。ブランドの戦略としてアクセサリーを強化していることや、日本のマーケットにおけるアクセサリーのシェアが高いことが出店のきっかけとなった。店内には、バッグ、スカーフ、革小物などのレザーグッズなどバラエティーに富んだアクセサリーがそろう。店舗デザインは、同ブランドのクリエーティブディレクターであるサラ・バートン(Sarah Burton)とデイビッド・コリンズ・スタジオ(David Collins Studio)が手掛けた。野生の動植物や、フランシス・ベーコン(Francis Bacon)が描いたローマ法王の肖像画、スイス人アーティストのハンス・ルドルフ・ギーガー(Hans Rudolf Giger)、アントニオ・ガウディ(Antonio Gaudi)の建築などからインスパイアされたという。砕いた大理石を再構築して床材に使用している他、羽根や貝殻、サボテンの花、キノコのヒダ、タツノオトシゴの尾、葉などによってカスタムメイドされた石膏パネルや小さなスカルなど、至る所にA・マックイーンらしさが感じられる空間を形成。また、オープンに際して彫刻家・美術家の小谷元彦とのコラボレーションによるスカーフを使った作品を4月21日まで展示するとともに、本国から取り寄せた13SSコレクションのショーピースも期間限定で展示している。限定商品としてイエロー×ピンク、ピンク×イエローのスカルをプリントした同店限定色となるスカーフ(3万2,550円)を販売中。
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