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【玄里BLOG】韓国卓球映画! 『ハナ~46日間の奇跡~』

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“あなたが発するメッセージは、時代や人種を越えて普遍的でなくてはならない。”
-Stella Adler


手堅い。だってみんなこういうの好きだもん! あまりに手堅いので泣きながらも脚本分析してしまう性。


綺麗に分かれた三部構成と的確に来るプロットポイント。


プロットポイント(PP)というのは話の転換地です。
90~120分の映画なら、最初のPPは大体始まって20~30分のところにあります。
ハリウッドの脚本術は基本三部構成で考えます。日本でメジャーな起承転結(4部構成)を敢えてはめ込むなら「起・承転・結」です。大きいPPは各部にあり、なので全部で3回。

韓国と北朝鮮の国家代表卓球チーム、それぞれのエースが主人公です。

分かり易い敵。南北の国家文化の壁を乗り越えたと思ったら。強豪中国が立ちはだかって。北朝鮮という国家の見えない強大な力に引き裂かれる! その合間に怪我やプレッシャーという自分自身と闘う選手たち。


日本に入って来る韓国映画はどうしても、
韓流スターの冠がついてたりポップな恋愛ものあるいはバイオレンス映画になりがちですが

実はこういう映画結構多いです。
手堅い良質な映画と呼べばいいのかな。映画産業を地道に支える映画。知って欲しいです。知らなきゃ映画って、観ませんものね。


「繋がりたい」というのは人間の根源的な欲求のような気がします。

ヒットのルールを作り上げて来た名作たち▼『市民ケーン』or『チャイナタウン』
この2本はシナリオのお手本としてよく名前が挙がります。近年のものだと『アメリカンビューティ』も。市民ケーンは古過ぎてシナリオの面白さは分からなかったな…なのでやっぱりルールがヒット作を作るのではなく、ヒット作がルールを作るんだ。


『ハナ』が好きなら▼『ハーモニー』『愛してます、マルスンさん』
邦題がぞっとするほどださいですが騙されたと思って観て下さい^^
心が温かくなります。ありがちな「出て来る人間がみんなイイ人」という気持ち悪さがないのでお薦めします。


『ハナ』(2012年・韓国)------------------------------------------------------
出演: ペ・ドゥナ、ハ・ジウォン

4月20日(土)より渋谷オーディトリウムほか 全国順次公開

http://hana46.jp/
《text:Hyunri》

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