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堀北真希&松田龍平が兄妹に! 吉田恵輔監督の狙いは「気持ち悪い雰囲気」

堀北真希・主演の『麦子さんと』の完成披露試写会が8月29日(木)、都内で開催され堀北さんと吉田恵輔監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

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堀北真希/『麦子さんと』完成披露試写会
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堀北真希・主演の『麦子さんと』の完成披露試写会が8月29日(木)、都内で開催され堀北さんと吉田恵輔監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

2010年に公開の『さんかく』が絶賛され、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』がまもなく公開される吉田監督のオリジナル脚本作品。かつて自分を捨てた母親と再会するも、和解できないままに死別してしまった麦子(堀北さん)が、母の若かりし頃を訪ね歩く中で凝り固まった思いを氷解させていくさまを描き出す。

構想から8年の歳月をかけて完成へとこぎつけた吉田監督は、「感無量です!」と喜びを語る。堀北さんへのオファーは脚本完成時からのファースト・チョイス! 「本を書いたときに、引き受けてもらえるかどうかも分からないのに、すでに(イメージの中で)堀北さんが動いてました」と監督。

麦子は母の故郷でかつて、母がその町のアイドルだったという意外な事実に直面するが「アイドルを30年ずっと忘れられずにいた(町の)大人たちの物語であり、30年忘れられない相手は誰かと考えたら、僕が執着していた堀北さんしかいないと思った」と熱烈なオファーの理由を明かす。

吉田監督の「若干、気持ち悪くなかった?」という言葉に、堀北さんは「大丈夫です(笑)」と頷き、「お母さんというのは近い存在のようで実はよく知らないかもしれないと自分でも思いました」と自らと重ね合わせる。

また、麦子の兄を現在「あまちゃん」で主人公・アキのマネージャー・水口琢磨役を演じ、一部の女子から熱烈な支持を集めている松田龍平が演じている。吉田監督は「(堀北さんと松田さんの)2人が一緒になったら気持ち悪い雰囲気になるんじゃないかと思い、放り込んでみた(笑)」とこの組み合わせの理由を説明。

堀北さんは「独特の雰囲気を持ってらっしゃるので、お芝居のやり方が合っているかな? という不安はありましたが、兄妹の関係性、2人でいるときのクスッと笑っちゃうような空気感が出来上がればいいなと思いながら演じました」とふり返った。

麦子は声優志望であり、さらに堀北さん自身は「すごくヘタです(苦笑)」というボウリングをするシーンもあり、撮影を通じて様々な挑戦があったよう。吉田監督は「会う前は、のほほんとした感じだったんですが、撮影に入ると信頼できるプロの女優でした」と堀北さんの凄まじい集中力を称賛した。

母と子の普段なかなか気づいたり、言葉にすることができない思いを描いた本作だが、吉田監督は「母に見てもらいたかったけど、クランクインの直前にうちの母は亡くなりました。いまは後悔の塊です」と残念そうに語り、「この映画を観て僕のようにならないように」と訴えた。

『麦子さんと』は12月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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