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大人男子が涙する青春物語…『あの頃、君を追いかけた』

男女7人の高校生が、台湾中西部の町を舞台に繰り広げる青春映画『あの頃、君を追いかけた』が、9月14日より公開されることが決定。昨年から今年にかけ、日本で大ヒットを記録している、大人男子が涙する「“涙活”映画の真打ち」との呼び声が高い本作に迫った。

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『あの頃、君を追いかけた』- (c) Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.
『あの頃、君を追いかけた』- (c) Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.
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男女7人の高校生が、台湾中西部の町を舞台に繰り広げる青春映画『あの頃、君を追いかけた』が、9月14日より公開されることが決定。昨年から今年にかけ、日本で大ヒットを記録している、大人男子が涙する「“涙活”映画の真打ち」との呼び声が高い本作に迫った。

“涙活”映画で、まず思い出されるのは、昨年公開されヒットした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』。仲の良かった女子高生グループのメンバーたちが、25年後に再会し、絆を取り戻すまでを描いた青春映画だ。

当初、主人公たちと同年代の女性マーケットを意識して宣伝されていたが、蓋を開けてみると、学生時代の背景として描かれる80年代の風俗や学校生活にノスタルジーを感じた中年男性客が劇場に詰め掛ける結果となり、タレントの水道橋博士さん、漫画家の花くまゆうさくさん、放送作家の松崎まことさんらをはじめとする、“おっサニー”なる応援男子軍団が誕生した。

同じように、学生時代と、時を経て大人になり社会に出た“今”を対比させながら描く作品には、韓国映画『建築学概論』や、インド映画『きっと、うまくいく』があり、“男子が泣ける映画”として今年ロングラン・ヒットしたのも記憶に新しい。

そんな中で公開される『あの頃、君を追いかけた』を、アジア映画に詳しい映画評論家の暉峻創三さんは、「二つの時代を描く映画の、近年の最成功作といえる」と評している。本作で描かれるのは、1995年の台湾の高校に通う男女7人が、高校生から大学生に、そして社会人となり、それぞれの道を歩み始めるまでの約10年間。2011年に台湾で公開されるや、幅広い世代に「自身の青春時代を思い起こさせる」と年間NO.1の大ヒットとなり、社会現象にまでなった。

暉峻さんも日本公開決定後、2度目の鑑賞にも関わらず「1日半泣き続けた」と言い、「かつて夢見た人生を、今送れていないかもしれない。しかし、経験したあらゆることに、ひとつも無駄はなかったと教えてくれる映画」と、その魅力を語っている。

さらに、本作は香港でもチャウ・シンチーの『カンフー・ハッスル』が持つ記録を塗り替えて中国語映画の歴代NO.1を記録。また、日本でも2011年秋、第24回東京国際映画祭「アジアの風部門」で上映された際には、『最強のふたり』を抑えて映画祭公式サイトの作品別アクセスランキング第1位を獲得し、本公開前からすでに注目度の高さが伺える。

高校時代の恥ずかしい思い出の数々、誰にもある甘酸っぱい初恋の記憶、「あの時、こうしていれば」という後悔の念…。大人になって忘れていた、“あの頃”の気持ちを甦らせてくれる“男子涙活映画”の真打ち登場ともいうべき本作。そんな男子とともに青春を送った大人女子にとっても、懐かしい時代を思い出させてくれる、ほろ苦い作品となりそうだ。

『あの頃、君を追いかけた』は9月14日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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