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満島ひかり、「見られたくない。恥ずかしい思い残ってる」と主演作公開に複雑

映画『夏の終り』が8月31日(土)の文字通り“夏の終わり”に公開を迎え、都内劇場にて主演の満島ひかり、綾野剛、小林薫、熊切和嘉監督が舞台挨拶を行なった。

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満島ひかり&綾野剛/『夏の終り』初日舞台挨拶
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映画『夏の終り』が8月31日(土)の文字通り“夏の終わり”に公開を迎え、都内劇場にて主演の満島ひかり、綾野剛、小林薫、熊切和嘉監督が舞台挨拶を行なった。

作家の瀬戸内寂聴が自身の体験を基に、50年前に出版したベストセラーを映画化。妻子ある年上の作家との不倫に疲れ、かつてどうしようもなく恋に落ち、駆け落ちまでした若い男との愛に溺れながらも満たされずに揺れる女の業を描き出す。

満島さんは浴衣姿で登場。「奮発してみました! 買ってないんですけど(笑)」と笑いを誘う。撮影から1年を経てようやく公開を迎えたが、「見られたくない(苦笑)。恥ずかしい思いが残ってます。新人さんみたいな気持ちでやった現場だったので…」と心情を明かす。

綾野さんは、撮影については「あまり覚えてないです。満島と2人でディープなところに陶酔していたので記憶が曖昧です」とのことだが、満島さんの演技に関しては「誠心誠意、いろんな気持ちを込めて飛び込んでいた」と絶賛。「僕がいないシーンですが、最後の方の部屋でのことはゾッとします」とこれから映画を鑑賞する観客の期待を煽った。

タイトルにちなんで登壇陣はそれぞれ“夏の思い出”を明かしたが、小林さんは2008年に公開された主演映画『歓喜の歌』が12月の設定ながら真夏に撮影されたことを明かし、「埼玉の熊谷だったんですが、そのとき史上最高気温(当時)を記録したんです。そこでウールのコートを着て走ってました」と想像するだけでも汗が出てきそうな思い出を披露した。

ちなみに本作も冬の描写もあるが、初夏に淡路島と加古川で撮影が行われた。熊切監督は「小林さんは『集中してれば汗なんてかかない』って仰ってたんですが、いざテストになったら『暑いから脱いでいい?』って、割としっとりした雰囲気のシーンなのにランニングシャツ一丁でやってました(笑)」と暴露。

季節の問題に加え、天候にも撮影は大きく左右されたそう。監督は「満島さんは『私は台風女』と言ってたんですが、実際に2回も通過しました。しかも淡路島経由で加古川に抜けていく進路で(笑)。(物語の)設定を雨に変えたりしました」と述懐。

満島さんは「雨になってよかった。いままで乾いていたものが、水が滴ってきたようになったと思います」と雨が物語に風情を加えてくれたと微笑んだ。

『夏の終り』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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