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沢村貞子の遺した「大学芋」のレシピを紹介「グレーテルのかまど」

凛とした生き方は女性の憧れ…沢村貞子の遺した「大学芋」のレシピを紹介『グレーテルのかまど』

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 仕事や子育てに追われているからこそ"ひと息つける自分の時間"を大切にしたい。そんな現代の"グレーテル"のために、毎回スイーツの不思議な物語をお届けしている『グレーテルのかまど』(NHK Eテレ)。ナビゲーターは瀬戸康史。11月1日(金)は「沢村貞子の大学芋」と題して送る!

 女優として活躍、引退後はエッセイストとして活動し、女性としての生き方、暮らし方が今も多くの女性に支持された沢村貞子。そんな彼女が、エッセーのなかで「大学芋のすすめ」として作り方を書き記すほど、夫から何度も請われ手作りしていたお得意のスイーツが、大学芋である。

 夫とは、映画評論家の大橋恭彦氏。お互いに家庭を持ちながらも相思相愛の果てに同棲を始め、60を過ぎて入籍し、添い遂げた二人。沢村は大橋を「殿」と呼び愛し抜いた。彼女が57歳から84歳まで1日も欠かさず書き記した膨大な「献立日記」は、毎日の献立に変化をつける目的で夫のためにつけ始めたもの。酒を飲まず、甘いもの好きだった夫が好む「おやつ」として日記にもしばしば登場するのが大学芋なのである。「献立日記」には大学芋だけではなくさつま芋のレシピが数多く登場する。さつま芋の甘煮、さつま芋の味噌汁、さつま芋のサラダ。食材を無駄なく使い、つつましい「暮らし」を大切にしてきた彼女の「一本筋の通った」生き方が献立日記からは伺える。

 彼女は女優として第一線で活躍しながらも、夫との生活を大切にし「暮らし」を守ることを何より優先させた。大ぶりに切り、じっくりと丁寧に揚げて「熱いうちにいただく」のが美味のコツとした沢村貞子流の大学芋。彼女の夫婦の暮らしや生き方を象徴するようなスイーツ。

 今回は沢村貞子と夫が愛した大学芋を通して、貞子の女性としての生き方、夫婦のあり方を見つめる。 

【ナビゲーター:15代ヘンゼル役】瀬戸康史
【ナレーション:かまどの声】キムラ緑子

■『グレーテルのかまど』
2013年11月1日(金)21:30~21:54(NHK Eテレ)


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『グレーテルのかまど』公式サイト>>

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