【MOVIEブログ】1ドルでコーヒーを楽しむワザ

大変遅くなりましたが、トロントより明けましておめでとうございます。新年明けて、こちらでは先日、カナダ人監督が作る最新傑作映画を集めた「Canada Top 10 Film Festival」が10日間にわたって開催されました…

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大変遅くなりましたが、トロントより明けましておめでとうございます。

新年明けて、こちらでは先日、カナダ人監督が作る最新傑作映画を集めた「Canada Top 10 Film Festival」が10日間にわたって開催されました。

私も映画初めをしに一番のお目当て作品『The F Word』(ダニエル・ラドクリフ主演でトロントで撮影されたラブコメディ)を観に行ったのですが、こちらはチケット完売で当日のラッシュチケットも敢えなく失敗…。その代わりに、ケベック州出身の女性監督が撮ったラブストーリー『Gabrielle』を鑑賞しました。発達障害を抱えるヒロイン、ガブリエルが独立し、愛する人との自由を獲得していくまでを繊細に描いており、それは美しい映画でした。プロの俳優を殆ど採用しないというこだわりもリアルな空気感に表れており、また何と言っても彼女が恋人と一緒に歌うラストの合唱シーンは美しいです。

さて、話は変わりますが、この寒い寒い冬で映画館と同様にますます需要が高まるのが、体をほっと暖めてくれるカフェ。自分も含めコーヒーをこよなく愛する、もしくはカフェインなしでは生きてゆかれない人にとって、実に多くのカフェが軒を連ねるトロントは魅力的な街なのです。朝の通勤前はもちろん、仕事中の一服に同僚と、週末には友人らと、または一人で仕事や読書をしたり、コーヒーがある場所には常に人が集っているトロント。実際、カナダ人のコーヒー消費量は欧州諸国と並んで世界9位だそうですよ。

日本のように、トロントにも「スターバックス」は至る場所にありますが、カナダ発のコーヒーショップと言うと、誰しもが挙げるのが「Tim Hortons」。国民的コーヒーショップである同チェーン店は、元アイスホッケー選手のティム・ホートン氏がドーナツショップとして始めたもの。とにかく安くて手軽! が魅力ですが、種類豊富の甘々ドーナツも空腹や糖分の不足を補ってくれる心強い存在です。このほかにも「Second Cup」や「Timothy's」といったチェーン店もカナダ発のコーヒーショップとして、多くの人に愛されています。

一方で、個性あふれるインディペンデント・カフェが多く並ぶトロント。近年ますますその数は増えているそうです。そうなると競争も激しくなるのですが、そこで個人経営の店を応援する興味深い企画が3年前に誕生しました。それが「Indie Coffee Passport」というラリー企画です。

対象となるのは3年以内に開店したカフェで、このパスポートを購入した人は22店のコーヒーやラテ、お茶などを各一杯たった1ドルで飲めるという、とてもお得な試みなのです。私も実際にこのパスポートでカフェ巡りを堪能しましたが、こんな場所にカフェがあったんだとその存在を初めて知るきっかけになります。もちろんカプチーノなど、コーヒーを作る人によって味の善し悪しはありますが、店独自のスウィーツや店の雰囲気、利便性(そしてスタッフの愛想…)なども店を訪れたくなる大事なポイント。巡ったカフェの中で、自分のスタイルに合った店が見つかれば、店側にとっても客側にとっても儲けもんです。

特に外での楽しみが減る(アイススケートは別として)寒い冬に、友人や恋人と連れ立って出かけるきっかけにもいいこの企画。ぜひ来年もこの先も続いてほしいものです。
《text:Izumi Kakeya》

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