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【特別映像】カンヌ受賞女優ベレニス・ベジョ…鬼才監督の難解演出に「イラッとした(笑)」

『アーティスト』のベレニス・ベジョが、主人公マリー=アンヌを演じてカンヌ国際映画祭「主演女優賞」を受賞した『ある過去の行方』

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ベレニス・ベジョ/『ある過去の行方』-(C) Memento Films Production - France 3 Cinema - Bim Distribuzione - Alvy Distribution - CN3 Productions 2013
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『アーティスト』でアカデミー賞を沸かせた女優ベレニス・ベジョが、今度はカンヌ国際映画祭で「主演女優賞」を受賞した映画『ある過去の行方』

このほど主演のベレニスと、『預言者』などで知られる俳優タハール・ラヒムのインタビューを交えたメイキング映像が到着。オスカー受賞作『別離』のアスガー・ファルハディ監督による、計算され尽くした緻密な演技指導の裏側が明らかとなった。

物語の主人公は、フランス人の妻マリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)と正式な離婚手続きをするため、テヘランから4年ぶりにパリを訪れたアーマド(アリ・モッサファ)。マリー=アンヌは2人の娘と共に、すでに新しい恋人・サミール(タハール・ラヒム)と彼の息子との新たな生活を始めていた。だが、アーマドを慕っていた長女・リュシーが彼に告げた衝撃的な告白から、妻と恋人、そして、その家族が背負う“ある過去”にまつわる事実が次々と浮かび上がる…。

イラン映画として初のアカデミー「外国語映画賞」受賞を始め、数多くの映画賞を総なめにした『別離』のファルハディ監督の最新作となる本作。

『アーティスト』や『タイピスト!』ですっかり日本の映画ファンにもお馴染みとなったベレニスだが、本作では前に進みたいと思いながらも、“ある過去”にまつわる疑念にとらわれ、愛する人との関係に葛藤を抱えるヒロインを好演。しかし、今回初めてとなったファルハディ監督作への参加には、なかなかの苦労があった様子。

「監督の演出はバレエの舞台のようだった」と彼女はふり返り、立ち位置や細かい動きなど事細かに、通訳を介して指導する監督の手法に「最初は少しイラッとした(笑)」と正直なところを明かす。だが、それは「手がかりを与えるから、あとは好きなようにやってみて」という意味で「監督は道を示そうとしたんだと思う」と、彼女は晴れやかな表情で明かしてくれた。

また、ジャック・オディアール監督作『預言者』で鮮烈な演技を見せ、その後も『第九軍団のワシ』『パリ、ただよう花』など映画出演が相次ぐ、フランス映画界の注目俳優・タハールも「すごく難しかった」と語る。ベレニスと同様、監督の頭の中にあるイメージを体現するべく演じるのは、やはり当初は戸惑ったようだ。これまでの役柄のイメージとは一転、誠実すぎるイノセントな男サミールを演じた彼は、「マリオネットを操る人形使い」と監督を称えている。

そんなファルハディ監督のもと、互いに苦悩と疑念を抱えた恋人同士を演じた2人。これまでにないベレニスとタハールのチャレンジと、滅多に見られないファルハディ監督の撮影現場での演出手法をこちらから確かめてみて。



『ある過去の行方』は4月19日(土)より、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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