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アーノルド・シュワルツェネッガー、祝・生誕67歳!「いまでも気分は45歳」

『ラストスタンド』『大脱出』などに出演し、2011年にカリフォルニア州知事の任期を終えたいま、完全復帰を果たした…

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『サボタージュ』撮影風景(C)2013 DEA Productions, LLC  All Rights Reserved.
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  • アーノルド・シュワルツェネッガー/『サボタージュ』(C)2013 DEA Productions, LLC  All Rights Reserved.
  • 『サボタージュ』(C)2013 DEA Productions, LLC  All Rights Reserved.
  • 『サボタージュ』撮影風景(C)2013 DEA Productions, LLC  All Rights Reserved.
  • 『サボタージュ』(C)2013 DEA Productions, LLC  All Rights Reserved.
『ラストスタンド』『大脱出』などに相次いで出演し、カリフォルニア州知事の任期を終えたいま、完全復帰を果たしたアーノルド・シュワルツェネッガー。本日7月30日(水)で67歳を迎える彼は、今年がスクリーンデビュー45周年、11月公開の最新作『サボタージュ』がちょうど主演30作目となる。古希まで3年となったいまもなお、新境地を切り開き続ける、“シュワちゃん”の伝説をお届けしよう。

『サボタージュ』では、“ブリーチャー(破壊屋)”の異名を持つ麻薬捜査官を演じるシュワルツェネッガー。『エンド・オブ・ウォッチ』の新進監督デヴィッド・エアーのもと、CGに頼らず、リアリティを追求したサスペンス・アクションに挑んでいる。

ジョン・ウォートン率いるDEA(麻薬取締局)最強の特殊部隊は、麻薬カルテルのアジトヘ奇襲作戦を実行。それは成功したかに思われたが、隠し金1,000万ドルが忽然と消え、ジョンの部下が、ひとりずつ何者かに惨殺される不可解な事件が発生。果たしてジョンに恨みを持った麻薬組織の仕業なのか、それともチーム内の誰かの犯行なのか。猟奇的な連続殺人はさらなる異常な展開を見せていく…。

デビュー45周年を迎えたいまも、果敢にアクション大作に出演し続けるシュワルツェネッガー。元々、世界No.1クラスのボディビルダーだった彼は、俳優に転向してからも、出世作『ターミネーター』シリーズを始め、『プレデター』『コマンドー』…と映画マニアでなくても一度は耳にしたことがある名作の数々でその圧倒的なボディを披露してきた。

その姿勢は67歳とはいえども衰えず、自身の代名詞ともなった2015年全米公開予定の『ターミネーター:ジェネシス』(原題)に出演するにあたり、さらに体を鍛え直したという。

「いまでも気分は45歳」と豪語する彼は、「1日も欠かさずトレーニングするんだ。俺にとっては、それも人生の一部って感じさ」と、この年齢にして“マイナス20歳”の肉体年齢をキープする秘訣を明かしている。

また、本作ではアクションだけではなく、屈強な外見と不屈の精神から仲間から“ブリーチャー”と呼ばれる異名を持ちながら、ダークなトラウマを内に秘めた、善と悪の二面性を併せ持つ複雑なキャラクターを見事演じ分け、新境地を切り開く姿を披露している。

何者かに殺しのターゲットにされたチームの面々が、同時に容疑者でもあるという怪奇的な状況のもと、DEA最強の特殊部隊リーダーの姿からはうかがい知れない、一挙手一投足に何か“裏”を感じさせる演技力は、67歳にして新境地を切り開いたといえるだろう。

まさに生きる伝説と呼ばれる彼は、本作で主演を務めたことについて「観客は驚くと思う。作品が持つ深さと厚みのおかげで、並外れた予想外の映画になっている。見事に書かれたすばらしい創作劇だと思う。それにこの映画を作ってみて一番驚いたのは、奇妙な美しさがあることだ。絶えずつきまとうような雰囲気があるうえに、登場人物全員がそれぞれの歴史を持ち、複雑に壊れたキャラクターになっている。美しく、幸せで、悲劇的でもある。そうしたすべてが優れたドラマを作り出しているんだ」と語り、本作に強く惹かれた理由に触れる。

アクション、サスペンス、ミステリーの要素が融合した本作に加え、今後は『エクスペンダブルズ3』(11月1日公開)、『ターミネーター:ジェネシス』(原題/2015年7月1日全米公開予定)、『マギー』(原題/11月14日全米公開予定・2015年日本公開予定)と話題作を控えている彼は、まだまだ衰えを知らない。

『サボタージュ』は11月、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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