アカデミー賞「作品賞」「監督賞」受賞の『フォレスト・ガンプ/一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など名作を残し続けるロバート・ゼメキス監督が、『(500)日のサマー』で一躍有名となったジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎え、世界でただ一人、ワールド・トレード・センターを綱渡りした男の実話を基に映画化した『ザ・ウォーク』(仮題)。このほど本作の劇中ビジュアルが到着した。本作の主人公フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)はフランス生まれの綱渡り師。パリのノートルダム大聖堂の2つの尖塔の間の綱渡りや、シドニー・ハーバーブリッジの横断に成功したことで、世間の注目を集める。これらの成功を経て、次にプティが目指したのは地上411mに達するニューヨークの超高層ビル・ワールド・トレード・センターのツインタワーの綱渡り。実現不可能と言われ、かつ違法行為でもあったが、プティは仲間に支えられ夢実現に奮闘する――。昨日8月7日(木)は、この映画の実在のモデルとなった綱渡り師フィリップ・プティがワールド・トレード・センターのツインタワーを綱渡りしてから40年目。ワールド・トレード・センターの綱渡りをしたのは、後にも先のもプティだけなのだ。主人公・プティには、クリストファー・ノーランやマーク・ウェブ、スティーブン・スピルバーグなど名だたる監督から熱烈なオファーを受け、役者としての成功、最近では『ドン・ジョン』で監督を務めるなど、多岐にわたって活躍するジョセフ。プティの計画を支えるトレーニングコーチのパパ・ルディには、『ガンジー』アカデミー賞受賞、その後も『アイアンマン3』など数々の作品に出演してきたベン・キングズレーが好演する。最新技術を活かした感動作を手がけてきたゼメキス監督が、今回も革新的技術を駆使して作り上げた本作。3Dでの上映も決定しており、劇場では実際に雲の中にいるような綱渡りの感覚を味わせてくれるに違いない。『ザ・ウォーク』(仮題)は2016年公開予定。