個性派の“美しい男”が続々! この秋マストチェックの新鋭イケメンたち
ニューヨークを舞台に、ちょっとダメダメでキュートなヒロイン、フランシスの人生をモノクロ映像で綴る『フランシス・ハ』が、いよいよ9月13日(土)より公開される…
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デヴィッド・ボウイの「モダンラブ」を主題歌に、モダンダンサーを夢見るフランシス(グレタ・ガーウィグ)と、彼女を取り巻く風変わりな友人たちの日常を、温かなタッチでユーモラスに描く『フランシス・ハ』。アカデミー脚本賞ノミネートの『イカとクジラ』ほか、『ファンタスティック Mr. Fox』などでウェス・アンダーソン作品にも参加しているノア・バームバックが脚本・監督を務めている。
フランシスとシェアハウスで共同生活を送る男友達・レヴを演じるのは、クリント・イーストウッドの『J・エドガー』、スティーヴン・スピルバーグの『リンカーン』、コーエン兄弟の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』と著名監督の話題作に立て続けに出演し、2015年公開予定のJ・J・エイブラムスの『スターウォーズ/エピソード 7』への抜擢でも注目を集めるアダム・ドライバーだ。
アメリカ出身の現在30歳、191cmのモデル体型と野性的かつ端正な顔立ちが印象的なアダム。マーティン・スコセッシがメガホンを取る、遠藤周作の「沈黙」の映画化『Silence』(原題/2015年全米公開予定)にもキャスティングされており、どうやら巨匠監督に好かれるよう。今後もますます話題の人物となっていくに違いない。
また、現在公開中の世界的ファッションデザイナーの半生を描いた『イヴ・サンローラン』で主演し、先ごろ初来日を果たしたピエール・ニネは、サンローラン本人と瓜二つと本国でも話題になり、“Beau Garcon(ボー・ギャルソン/美しい男)”との呼び名がつけられたほど。
ピエールはフランス生まれの25歳。滑るような透明感ある肌とユニセックスな美しさは、ため息もの。同作では、才能にあふれながら、孤独と激情に揺れる伝説の天才ファッションデザイナーを体当たりで演じ切っている。
さらに、ハリウッドスター並みのルックスを持ちながら、映画監督としての素晴らしい才能も持ち合わせるグザヴィエ・ドランは、10月25日公開『トム・アット・ザ・ファーム』で主演兼監督を務めている。
6歳で俳優としてのキャリアをスタートしたグザヴィエは、25歳にして、日本でもスマッシュヒットとなった『わたしはロランス』、カンヌ受賞作の『Mommy』(原題)など、すでに5作品を撮りあげ、世界的評価を得ている。同作では恋人を亡くし、悲しみにくれる主人公トムを演じ、息の詰まるような愛のサイコ・サスペンスを創り上げている。
この秋、映画を彩る才能豊かな美しいイケメンたち。まずはこちらの“イットボーイ”たちを劇場でチェックしてみては?
『フランシス・ハ』は9月13日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。