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ブラピを師と仰ぐローガン・ラーマン、戦争に涙する新兵を熱演!『フューリー』

アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる1年3ヶ月振り、10度目の来日が決まったブラッド・ピットが、主演と製作総指揮を兼ねた戦争アクション大作『フューリー』

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ローガン・ラーマン/『フューリー』 (C)Norman Licensing, LLC 2014
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  • 第58回ロンドン国際映画祭クロージング『フューリー』ワールドプレミア上映
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  • 『フューリー』 (C)Norman Licensing, LLC 2014
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アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる1年3か月振り、10度目の来日が決まったブラッド・ピットが、主演と製作総指揮を兼ねた戦争アクション大作『フューリー』

本作でブラッド演じるリーダー、ウォーダディーのチームに配属された新人兵士を演じているのが、ハリウッド期待の若手ローガン・ラーマンだ。このほど、ローガンが名実共に師匠と仰ぐブラッドとともに熱演を見せた劇中ビジュアルが解禁。彼の鮮烈な演技が、戦争の悲惨さを浮き彫りにさせていることが分かった。

1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線――。副操縦手を失った戦車“フューリー”のチームに、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されてくる。もともとは事務担当のタイピストで、前線での戦闘経験は全くないノーマン。彼は、自分がこれから対峙せねばならない戦況すら理解できぬまま、戦車長のウォーダディー(ブラッド・ピット)、冷静沈着なバイブル(シャイア・ラブーフ)、切れ者のゴルド(マイケル・ペーニャ)、ムードメーカーのクーンアス(ジョン・バーンサル)という部隊の一員となる。

“新人”として与えられた最初の仕事は、自分がこれから身を置くこととなる持ち場の掃除。戦車内で命を落とした前任者の副操縦手が座っていた血痕をぬぐう作業に、思わず嘔吐してしまうノーマン。軍の手違いで戦車部隊に配置されたと疑問を抱く彼は、混乱を抱えたまま戦場へと向かうことに…。

全米で10月17日(現地時間)に公開された『フューリー』は、初登場No.1の大ヒットスタートを記録。製作総指揮を務め渾身で本作に臨んだブラッドにとって、昨年賞レースを席巻した『それでも夜は明ける』に続く、本年度アカデミー賞の有力作品といわれている。

そんな本作でローガンが演じたのは、軍事訓練をほとんど受けていない“戦争未経験”の新兵ノーマン・エリソン。彼は劇場で映画を観る観客に最も近い存在となり、観客は彼の視点を通して、ブラッド演じるウォーダディーの姿や過酷で凄惨な戦争の現実などを追体験していく。

自身も海兵隊員だったデヴィッド・エアー監督の脚本は、彼が軍人として生き残るために、避けきれない多くの死に直面させ、否が応でも成長せざるを得ない状況へと追い込んでいく。

しかも成長を遂げているのは、物語の中のノーマンだけではない。複雑なキャラクターを演じることに惹かれたというローガンも同様で、「俳優で僕の年齢だと平面的な役なら沢山あるが、ノーマンはとても複雑で、いろいろ考えるだけでもストレスがたまるタイプの役柄で、とてもチャレンジングだった。素晴らしいキャラクターとストーリーに、ブラッド・ピットを始めとする尊敬する大勢の人と一緒に働くチャンスでもあった」と明かしている。

また、撮影では何度もリハーサルを行い、題材のことや人間関係、それぞれの人物が意図すること、シーンへのアプローチ法の話し合いが設けられるなど、キャスト同士と監督との間で徹底した議論が交わされていたという。「特にこの作品では人物が中心となるから、登場人物について話し合うことが重要だった」とも語るローガン。

当時は、劇中のノーマン同様、ろくに訓練も受けていない青年たちがいきなり前線に立たされるのは珍しいことではなかった。特に大戦末期は米軍も人員不足が深刻だったため、3~4週間程度の戦闘訓練でいきなり戦地に送り込まれた兵士も数多くいたという。

本作では、史実に忠実な作品作りをするため、製作陣・キャストと退役軍人との座談会も開催。実際に1945年の春に21歳で戦車の副操縦手として任務につき、ノーマンと似た状況下にいたレイ・スチュアートにも話を聞いている。

レイは「隊員が4人おり、新入りは私ひとり。車長に試されている感じがした。最善は尽くしたよ」と当時をふり返る。戦車が撃破されたら、次の戦車へと乗り込まなければならない。その移動は怖くないのかと尋ねられると、彼は「行くしかない。外へ出て乗り込むのみ」と肩をすくめた。こうした当時の戦車部隊隊員たちの体験談が、本作ではスクリーンに蘇る。

「100%やりきったからこそ、特別な思いだ」と10月15日(現地時間)に行われたワシントン・プレミアでの発言からも、ローガンが過酷で困難な役作りに挑み、見事に達成できたことに対する自信が伺える。彼が本作で挑んだ新境地を、劇中ビジュアルからも確かめてみて。

『フューリー』は11月28日(金)より TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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