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【特別映像】“カリスマ”と親友との間にいったい何が…?『スティーブ・ジョブズ』

パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる――。現代では当たり前となったライフスタイルを生み出した1人である“カリスマ”の姿を、斬新な切り口で描いた『スティーブ・ジョブス』

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マイケル・ファスベンダー&セス・ローゲン/『スティーブ・ジョブズ』-(C)Universal Pictures
マイケル・ファスベンダー&セス・ローゲン/『スティーブ・ジョブズ』-(C)Universal Pictures
  • マイケル・ファスベンダー&セス・ローゲン/『スティーブ・ジョブズ』-(C)Universal Pictures
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  • 『スティーブ・ジョブズ』-(C)Universal Pictures
  • 『スティーブ・ジョブズ』-(C)Francois Duhamel
  • 『スティーブ・ジョブズ』-(C)Universal Pictures
  • アーロン・ソーキン - (C) Getty Images
  • ダニー・ボイル - (C) Getty Images
パソコンか携帯電話さえあれば、指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる――。現代では当たり前となったライフスタイルを生み出した1人である“カリスマ”の姿を、斬新な切り口で描いた『スティーブ・ジョブズ』。このほど、マイケル・ファスベンダー演じるジョブズと、セス・ローゲン演じるアップル社の共同創業者で親友のウォズニアックとの関係性がよく分かる本編シーンが、シネマカフェに到着した。

“時代を変えた”といっても過言ではない3大製品、1984年発表のMacintosh、アップルを追われた1988年のNeXT Cube、アップルに復帰して発表した1998年のiMacの3つのプレゼンテーション“直前40分の舞台裏”を描くことで、ジョブズの人生に迫る本作。『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが手がけ、ゴールデン・グローブ賞を獲得した脚本は、見応えある会話劇であることも話題を呼んでいる。

今回解禁されたのは、Macintoshの売上不振から退社に追い込まれたジョブズが、新たに立ち上げた「ネクスト」の発表会の舞台裏。アップル社の共同創業者であり親友でもあったウォズニアック(ウォズ)が懇願しているにも関わらず、ジョブズはプレゼンでのAppleIIチームへの謝辞を決して認めない、というシーンだ。相変わらず“上から目線”の態度のジョブズに、ウォズは「マシンを創り出したのは自分なのに、何もしていないジョブズがなぜ天才と言われるのか、君が何をしたのか」と憤慨。その言葉に対し、ジョブズは「オーケストラの演奏さ。君は音楽家としては一流だ」と言い放つが、そんなジョブズに絶望した様子を見せながら、ウォズはひと言、「今回の主役のNeXT Cubeはパソコン史上最大の失敗作だ」と告げるのだ。


ウォズを演じたセス・ローゲンはこのときのやりとりを、「ウォズが背負った十字架」と呼ぶようになったと言う。「(大ヒット商品となった)iMacが出るまでのアップルでいちばん成功した製品はAppleIIで、僕のキャラクターが手塩にかけたマシンだ。ただ、徹底したコントロールはできなくて、Appleブランドではないハードウェアをいろいろ積めばよく動いたんだけど、スティーブは自分のコンピューターは“徹底したコントロールができなければだめだ”と言い張った。脚本では、『でも、消費者はこういうのを待ち望んでるんだ!』みたいなことをウォズは常に言う。でも、スティーブはその時点で、いくら稼ぎ頭でもAppleIIを忌み嫌ったのさ」と、当時のそれぞれの思いを説明する。

「純血種でないこのコンピューターというのは、スティーブのビジョンと相容れないわけだし、彼はそんなことでプレゼンを骨抜きにしたくないわけだ。だから、『頼むやってくれないか?』『だめだ』『いいから、黙ってやればいいんだ』というのが、彼の要求の定番になってしまう。ウォズの背負った十字架だね。それが、アーロンとダニー(・ボイル監督)の手にかかると、この2人と2人の関係がどんなものかが、あの瞬間にバシッと出てくるんだよ」と、脚本と監督の手腕を絶賛する。

かつて共にアップル社を始めたはずの、ウォズとジョブズの間に生じた亀裂の一片が垣間見られる本シーンに注目してみて。

『スティーブ・ジョブズ』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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